※ 療育手帳のほか、児童相談所、知的障害者更生相何によって確認?手帳の等級重度障害者短時間労働者地方自治体から療育手帳(自治体によっては、「愛の手帳」や「緑の手帳」などの名称があります)が交付されます。談所、精神保健福祉センターまたは精神保健指定医による判定書や地域障害者職業センターの判定書でも知的障害の確認ができます。手帳において障害程度はA(重度)、B1(中度)、B2(軽度)に区分している自治体が多いです。療育手帳Aと地域障害者職業センターで重度知的障害者と判定された者が重度障害者の扱いとなります。障害者雇用率において、1人を2人として算定されます。障害者雇用率において、1人を0.5人として算定されます。ただし、重度障害者は1人として算定されます。1.障害の概要知的な発達に遅れがあり、意思疎通(言葉を理解し気持ちを表現することなど)や日常的な事柄(お金の計算など)が苦手なために援助が必要な人といえます。知的な遅れがあるといっても、すべての能力が遅れているわけではありません。「話し言葉は理解できるが、文章の理解や表現は苦手」という人もいますし、「言葉による指示より視覚的指示の方が理解しやすい」という人もいます。障害の程度、適性、意欲、興味、体力などは個人差もあり、知的能力だけで職務能力を判断することは避ける必要があります。2.「障害者の雇用の促進等に関する法律」における知的障害者の範囲3.知的障害者の人数内閣府の令和7年版の「障害者白書」によれば、在宅の知的障害児・者は約114万人と推計され、これを社会福祉施設に入所している知的障害児・者約12万8千人と合わせると、わが国の知的障害児・者数は約126万8千人です。4.配慮事項いろいろな人から説明や指示を受けると混乱してしまいます。あらかじめ指導担当者を決めておき、わかりやすく説明することが大切です。機械を導入して工程を単純化したり、工程を細分化して作業を可能にした例も多くあります。「それ」「あれ」などの言い方や抽象的な表現は避け、簡潔で具体的な表現にします。絵や図を使ったり、注意事項などはホワイトボードに書いたりするのも良いでしょう。やってみせて、次に、本人にやらせて理解を確かめます。一般に文章理解、数字の操作が苦手ですが、1個できあがるたびにカウンターを押して数を数えなくてもよくする、砂時計やタイマーを使用して正しいタイミングや必要な時間の長さを測るなど、道具の利用や工夫によって解決できることもあります。
元のページ ../index.html#10