「知的障害者と働く」2019
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 一般の職業訓練校で職業訓練を受けることが難しい障害者に対し、それぞれの障害の状態に応じて科目やカリキュラムに特別の配慮を加えた職業訓練を実施しています。また、企業に雇用されている障害者に対して、多様な職務内容の変化にも迅速に対応できるよう、在職者訓練を実施しています。定着のための支援を行います。利用期限は原則2年以内です。 事業主が障害者の雇用管理に課題を有し、その解決に継続的な支援を必要としている場合には、事業主のニーズや雇用管理上の課題を分析し「事業主支援計画」を策定して、体系的な支援を行います。 特に専門性の高い障害者の雇用管理に係る事項については、地域の専門家である「障害者雇用管理サポーター」の協力を得て助言等を行います。ジョブコーチ支援5校 障害の程度が比較的重い子どもを対象として専門性の高い教育を行う学校です。幼稚園から高等学校に相当する年齢段階の教育を、特別支援学校のそれぞれ幼稚部・小学部・中学部・高等部で行います。高等部においては、家庭生活、職業生活、社会生活に必要な知識、技能、態度などの指導を中心とし例えば、木工、農園芸、食品加工、ビルクリーニングなどの作業学習を実施し、特に職業教育の充実を図っています。

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