高次脳機能障害者と働く2020
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実践編リハビリ出勤により職場復帰を果たした事例事例 ❶雇用管理体制の整備①指示系統の一本化:指示は課長からだが、作業の詳細な指導は 係長からアドバイスを受ける②フィードバックの実施:定期的な職務のフィードバックと、職場で 問題が生じたときの相談体制を整えておく③就業時間等の設定:体力を考慮して復帰後一定期間は時間を短縮、こまめな休息を入れ、残業の設定はしない打合せで決定した方針本人がこまめにメモをとることで一度で理解しにくい指示や抜けがちな部分などを補うことができます。リハビリ出勤時間は当面14時までとして段階的に延ばしていきましょう相談窓口は清河課長に高次脳機能障害の特性と小谷さんに対する配慮事項に関する社内学習会をソーシャルワーカーと訓練機関が共同で開催しました人事担当の清河課長と総務課長を中心に、雇用管理体制を整えました取 組3取 組4社内学習会の開催30

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