高次脳機能障害者と働く2020
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ジョブコーチ支援を活用して倉庫内作業で就職した事例事 例2安森 江里さん(24歳)疾患名:外傷性脳損傷(主な障害は記憶障害、注意障害、遂行機能障害)、精神障害者保健福祉手帳2級受障後に大学を中退し進路を決めかねていたが、主治医や就労支援機関からのアドバイスや支援により、ジョブコーチ支援を活用した職場実習を経て、鶴田運輸株式会社(社員数200人)において倉庫内でのピッキング作業員として働きだした。安森さんは大学時代に登山中の滑落事故によって、受傷しました手術、入院を経て、回復期リハビリテーション病院に通院しながら自宅で過ごしていました回復期リハビリテーション病院へ定期通院したある日――主治医 村下Dr.リハビリ 頑張っていますね 安森さんはこれから 何をしていきたいですか同じ世代の人たちと同じように働きたい気持ちはありますただ、今の自分は 働けるのか そしてどのように 活動すればいいのか わからないんですそうであれば 今の「働きたい」という 気持ちを大切にして とにかく行動してみたらどうですかまずはハローワーク に相談してみるのが いいと思いますよシーン2 - ❶職場実習開始までのプロセス34

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