就業支援ハンドブック
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122 第2章 就業支援の実際(事例)校では、2年生の後半からの現場実習を就職活動と位置づけ、もしかしたら就職先になるかもしれない会社にチャレンジしていく。2年生のうちに複数の職場で現場実習を行い、3年生の現場実習でもそれが続いていく。順調な場合、夏休み前にはこの会社に応募したいと絞り込めるようになっていく。このような進路相談を経て、会社に高卒求人票の申込みを依頼し、雇用条件も含めて応募の意思を確認していく。 * (編集注)令和2年度において東京都の場合は、採用選考が10月16日以降に行われ、11月1日までは1社ずつの応募となっている。就業体験・現場実習職業に関する教科(4コース)1年生基礎就業体験■年3回:6月・11月・2月■1~3日間トライアル実習■各コース■全員4コースを体験職業・キャリアガイダンス2年生発展現場実習■職域への現場実習■求人への系列実習(流通・サービス)■ビルメンテナンスコース■流通都市農園芸流通・都市農園芸サービスコース介護・コミュニケーションコース図1 進路指導の基本的な考え方3年生応用現場実習■採用選考へのお互いの見極め現場実習■内定後には入社前実習採用選考9月16日以降ビルメンテナンスコース食品加工コースビルメンテナンス流通・都市園芸サービス食品加工介護・コミュニケーション(事務・情報処理)◆進路情報の収集◆自分の強みの発見◆自信をつける◆「育成」サービスコース事務・情報処理系列実習(家政・福祉)■食品加工コース■介護・コミュニケーションコース挑戦挑戦◆「進路選択」の体験◆求人へのチャレンジ◆「仕事選び」から「会社選び」へ転換■目標を勝ち取る◆求人情報→実習申し込み◆求人への応募→採用選考◆「働く生活」と生活設計事務・情報処理

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