就業支援ハンドブック
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 16 第1章 就業支援のプロセスと手法出典)相澤欽一:"資料3ジョブガイダンスの実際例".現場で使える精神障害者雇用支援ハンドブック.金剛出版.2007.P198を基に一部変更して引用2)個人の側の諸特性に関するアセスメントの方法 アセスメントの方法は、相談と関係機関からの情報に基づいて行うもの、これに施設内の作業場面や職場実習の観察を併せて行うものなど様々である。具体的には図4のとおり、①面接・調査、②検査(テスト)、③場面設定、④職場実習、⑤行動観察がある。どの方法を使うかは一様ではなく、必要に応じて取捨選択して活用するものである。 である。図3は、安定した職業生活を継続するうえで必要とされる個人の側の要件について示したもので(職業準備性については第1章第3節参照)、このようなツールを利用者に示すことは、なぜこのような情報収集が必要なのか、どういった条件を整えていく必要があるのかについて共通認識の形成を図りながら相談を進める一助となる。 図3 職業準備性のピラミッド

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