就業支援ハンドブック
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52 第1章 就業支援のプロセスと手法出典 )独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構:”第3節新たな職務創出支援モデル”.精神障害者及び発達障害者の雇用における職務創出支援に関する研究(調査研究報告書通刊第133).2017.P106より引用<考え方2> 目標とする職務に向け、職業リハビリテーションや能力の向上に必要な時間を考慮し、一定の時間をかけて職務の幅を広げ、多様な業務、専門的な業務、マネジメント等を内容とする職務を担当できるようにすることを目指す方法もある。<考え方3> 個々の障害の特性、能力や経験の強みを生かす既存の職務や再構成された新たな職務を選びだし、その職務において、特性上難しかったり、不得手な作業や工程については、代償手段(就労支援機器など)の活用、担当の見直しや支援の対象とすることにより、障害者が得意とする分野に専念・特化できるようにする方法もある。図5 職務創出の考え方2(積み上げモデル)目標とする職務作業5作業4作業3作業2作業1積み上げモデル目標に向かって徐々に作業を積み上げていく雇用開始時点での担当職務作業3作業2作業1将来の担当職務作業5(目標)作業4(目標)作業3作業2作業1

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