就業支援ハンドブック実践編
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3 体験利用Aさん及びPSWから体験利用の希望を確認し、以下の流れで支援を進めた。<体験利用の流れ>① 担当職員との事前面接⇒ ここでは「体験実習事前面接シート(図2)」を使い、「体験利用の希望動機」「体験利用の目標」「配慮して欲しいこと」などを本人から聞き取ります。そして、出来るだけ事業所を紹介した支援者にも同行をお願いし、「紹介者からのコメント」ももらいます。② 3日間の体験利用⇒ 作成したスケジュールに基づき行います。フォーマットは図3のとおり。※ 基本的にはB事業所のトレーニング部門の作業(後述)をすべて体験してもらいます。③ 職員との面接⇒ 体験が終了した後、本人・紹介者・職員の3者で振り返りをします。⇒ この時に、「B事業所を利用しての感想」や「最初に立てた目標の評価」また「体験を通して把握した新たな課題」などを共有します。その上で、利用を希望する方は正式利用へとつながります。 図2 体験実習事前面接シート 図3 体験実習についてのしおり事例3 就労移行支援事業所 精神障害77第2章 事例3

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