QuestionCCC3737P66「点字図書館・点字出版所」 全盲者で点字を利用している場合は、会議や研修の資料などについては、点字図書館や点字出版所に委託して資料を点字化、音声化することができます。 また、視覚障害者がパソコンを使用することができる場合は、資料を電子化しテキストファイルにして、事前に提供することが望まれます。テキストファイルであれば、視覚障害者が点字化あるいは音声化して読むことが可能です。 そのほか、同僚や上司、職場介助者などが読み上げる方法もあります。HECK!HECK!HECK! 弱視者は、人によって見え方がさまざまです。 資料をルーペや拡大読書器を利用して読むことができる場合でも、その場で読むのは時間がかかることがあるため、事前に提供したほうが良いでしょう。 見え方によっては、資料を「拡大コピーする」「印刷を濃くする」などの配慮が望まれます。 所定の届出用紙等については、パソコンが使用できる場合には電子データ化して提供すると良いでしょう。 パソコンの使用が難しい場合は、状況に応じて代わりに記入することが必要です。 掲示文書などについては、掲示してあることに気づかない場合もありますので、内容について本人に知らせたうえで、必要に応じて読み上げることが望まれます。 パソコンが使用できる場合には、掲示文書と同じ内容のものをメールで知らせている会社もあります。視覚障害者に情報を提供する場合には、どんな配慮が必要ですか?Q5A1 一人ひとりの見え方によって工夫します。
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