QuestionCCC3838P40「Q7.リハビリテーション」 必要な治療やリハビリテーションを実施し、自立の見通しがたってきたら職場復帰への準備をはじめます。HECK!HECK!HECK! 職場復帰の際には、配置転換等を検討する必要がある場合もあるので、本人の希望を確認した上で、職種や配属先についての打ち合わせをします。 その際、仕事の内容や手順、支援機器の必要性等を確認します。 障害の状況や職場によっては、職場全体の仕事を細分化し、本人に適した仕事を集めて一人分の仕事を組み立てることが必要な場合もあります。 支援機器等の整備については、企業の業務システム、メールやスケジュール、社内向けWebサイトなどをキーで操作できるか、画面読み上げソフトや拡大ソフトを利用できるかなど、システム担当者との打ち合わせも必要となります。治療リハビリテーション(必要に応じ生活訓練、職業訓練)職場復帰の調整職場復帰復帰後のフォローA2 本人、主治医、訓練担当者とよく相談しましょう。社員が視覚障害になった場合、企業としてどのような配慮が必要でしょうか?Q6A1 職場復帰に向けて長期的な視点での対応が必要です。 疾病や事故等で視覚障害となったときは、本人が自分の目の状況や治療の見通し、障害の状況について正しく理解し、どのようなリハビリテーションを受けるかを検討することが必要となります。 しかし、目が見えなくなることは本人の生活に大きな制限や困難をもたらし、精神的にも大きなダメージとなり、自分の障害を受け止めるには時間がかかります。企業としては、まずこれらのことを理解し、会社としての今後の支援の見通しなどを示すことが望まれます。 職場復帰の際には、配置転換やそれに伴う技術習得の必要性など、長期的な視野にたって対応することが必要になります。産業医や主治医と相談したり、リハビリテーション施設に同行して職場復帰に向けたプロセスを確認することなどが大切です。 障害の状況にもよりますが、一般的な職場復帰までのプロセスは以下のとおりです。
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