CCC3939P12「Ⅰ視覚障害者が活躍する職場CASE5」P49「就労支援機器の貸出し制度」P56「障害者雇用納付金制度に基づく主な助成金一覧」 仕事以外の場面でもどのようなサポートが必要か、通勤や事業所内での移動、昼食など不安に感じていることを確認し、必要な調整を行います。たとえば、レイアウトの変更や、慣れるまで勤務開始時間をずらすなどの調整が必要なことがあります。 生活訓練や職業訓練などのリハビリテーションが終了する前に、訓練の担当者と連携して本人の状況を把握し、必要な調整や検討を行うことが大切です。 職場復帰に際しては、支援機器の貸出し制度や助成金制度の活用も検討してください。 また、職場復帰については、「Ⅰ視覚障害者が活躍する職場」のCASE5にも具体的な取り組み事例を掲載しています。HECK!HECK!HECK! 職場復帰が決まったら、配属先の上司や同僚の視覚障害に対する理解を深めることが大切です。 「通路に物を置かない」「情報を共有できるように、回覧文書を読み上げる」、「パソコンのトラブルによって音声が出なくなったときにサポートする」など一般的な配慮事項を知ってもらうことも大切ですが、障害の状況は一人ひとり違いますので、視覚障害者本人とよく話し合って、どんなときにどんなサポートがあると良いのかを職場で共有す るようにしてください。職場復帰後は、本人や配属先の管理者と定期的に連絡をとり、勤務状況を確認し、課題があれば再度調整するような体制を整備しておくことが望まれます。A3 社内の理解を進める取り組みをしましょう。
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