はじめての障害者雇用~事業主のためのQ&A~
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109②活動や興味の範囲の著しい制限・変化への抵抗などの問題・活動や興味の範囲が著しく制限されていることがあります。立場を変えるとか、場を理解するなどがうまくできないことがあります。変化を怖れるということもあります。③その他の特徴・視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の感覚過敏・鈍麻や、不器用さなどがみら〇学習障害 (限局性学習症(Specific Learning Disorder:SLD))・学習障害は診断基準が変わり、「限局性学習症/限局性学習障害」という名〇注意欠陥・多動性障害 (注意欠如・多動症(Attention-Deficit/Hyperactibity Disorder:ADHD))・注意が散漫で気が散りやすい「不注意」や、じっとしていられないといった「多動性」、何か思いつくと後先考えず行動してしまう「衝動性」などが特徴です。・職場では、複数のことを担当すると優先順位がわからなくなる、時間や場・一般的には、全般的な知的発達の遅れがなく、視覚・聴覚、運動能力にも大きな困難はなく、本人の努力や環境が十分であっても、読み書きや計算能力などの限定的な障害やアンバランスがみられる状態をいいます。・職場では、不注意によるミスが多発する、一つのことを集中して続けられ これらの障害が重複する場合もあり、一人ひとりの状態や障害の現れ方が違いますので、個別の対応が必要となります。所などの予定が変更になると不安になるということがあります。れる場合もあります。称に変更されました。ない、仕事を順序通りにできないなどの課題が生じることがあります。

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