はじめての障害者雇用~事業主ためのQ&A~
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Q経営者として障害者雇用をどのように考え、どのA4 職場定着のための取組3 募集活動・社内支援の準備2 採用計画の検討・採用の準備1 障害者雇用の基礎理解1 障害者雇用の基礎理解ようなことを行えばよいでしょうか? 労働行政における障害者雇用推進への取組が一層強化され、障害者福祉分野においても障害者総合支援法などにより障害者の企業就職への機運が高まるなど、障害者雇用を取り巻く環境は大きく変化しています。 企業は社会の構成員として経済活動をしています。このことから、企業が社会に役立つ活動を行うことは当たり前のこととされてきました。障害者雇用についても企業の社会的責任(CSR)の一環として取り組む企業も多かったのですが、これに加えて最近では、企業戦略であるダイバーシティ&インクルージョン(従業員の多様性の尊重)の推進の一環として障害者雇用への関心が高まっています。また、環境・社会・企業統治にバランスよく配慮している企業の成長性が高い傾向にあることから、これらの企業への投資(ESG投資)が増えており、この面でも障害者雇用が注目されています。19●障害者雇用率の設定●障害者雇用率達成指導●納付金対象事業主の拡大●除外率の縮小●活用できる支援制度の充実 (障害者トライアル雇用、 ジョブコーチ支援など)●行政の物品調達における障害者雇用事業主の優遇●企業の社会的責任(CSR)の重視●ダイバーシティ&インクルージョン(社員の多様性の尊重)の推進●働く障害者の増加●就職希望者の増加障害者側の動向障害者雇用は企業経営の中で積極的に取り組むべき重要な要素となっています。また、障害者雇用を進めるためには、経営者の姿勢が重要です。行政側の動向企業側の動向(5)経営者の理解・経営者が行うこと企業企業

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