はじめての障害者雇用~事業主のためのQ&A~
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49 ※留意事項 継続的にハローワークを含む支援機関から支援を受けている人の中には、自身の障害特性や経歴、できること、配慮が欲しいことなどを整理したシート(就労パスポート、自己紹介シート(ナビゲーションブックなどの名称もある))を作成している人もいますので、本人からの提出があれば、履歴書と合わせて確認するとよいでしょう。<面接での質問・確認項目(基本)>○障害について・ 障害の状況・ 治療の必要性・内容、通院・服薬の状況・ 必要な配慮事項・支援が必要な内容○職業生活関連・ 希望する仕事・ 仕事を行う上でのアピールポイント・ 仕事に関するスキルの習得状況(専門知識、機器などの操作、パソコン操作、運転免許など)・ コミュニケーション方法(メール・電話・会話、聴覚障害者の場合は口話・手話・筆談)・ 出張、異動の可否・ 通勤方法(自家用車・自転車・公共交通機関の利用)や職場内の移動方法、配慮事項・ 通勤経路と時間○支援機関・ 採用後の支援機関による支援内容(ジョブコーチ支援などの職場定着のための支援や定期的な面談、要請に応じて相談にのるなど)・ これまでの支援機関による支援の状況(本人の同意を得た上で支援機関からも聴取する)障害特性(受障の経緯等を含む)や配慮事項などについては、社内に広く周知されることを望まない人、社外の人や支援機関に知られたくない人もいることから、社内に周知する内容や範囲について、必ず本人、必要に応じて家族と確認し、同意を得ることが必要です。

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