はじめての障害者雇用~事業主ためのQ&A~
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Q設備改善、安全対策はどのようにしたらよいでしょ4 職場定着のための取組3 募集活動・社内支援の準備2 採用計画の検討・採用の準備3 募集活動・社内支援の準備1 障害者雇用の基礎理解A安全対策のためにも、採用した障害者に合わせた設備改善を行ううか?視覚障害者が認識しやすいように階段にテープを貼る 主に身体障害者が安全に働きやすいように改善(バリアフリー化)することが必要ですが、改善を行うことは身体障害者だけではなく他の障害者、さらには全社員にとっても有効です。ただし、社内のすべてを早急に改善することが難しい場合もあります。本人ともよく話し合い、必要なところから改善を行うことが必要です。あります。設備改善●身近にできる改善 経費や時間をあまりかけずに改善できる例も●社員の協力●休憩室の確保64ことで、働きやすい環境を整備することが大事です。・階段の目印や通路の動線にテープを貼る。・ 通路にある荷物などを整理して通路のスペースを確保する。・ 例えば車いす使用者の場合、駐車場から職場の建物まで屋根がないなど設備がまだ整備されていない場合は、雨の日は社員が同行し、傘をさすなどの協力を行う。・ 身体的または精神的な疲労が蓄積したときに休む場所として、休憩室または休憩スペースを確保する。(7)設備改善・安全対策

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