はじめての障害者雇用~事業主のためのQ&A~
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視覚障害者が認識しやすいように階段にテープを貼る64●身近にできる改善 経費や時間をあまりかけずに改善できる例もあります。・階段の目印や通路の動線にテープを貼る。・ 通路にある荷物などを整理して通路のス●社員の協力・ 例えば車いす使用者の場合、駐車場から職場の建物まで屋根がないなど設備がまだ整備されていない場合は、雨の日は社員が同行し、傘をさすなどの協力を行う。●休憩室の確保・ 身体的または精神的な疲労が蓄積したときに休む場所として、休憩室また設備改善 主に身体障害者が安全に働きやすいように改善(バリアフリー化)することが必要ですが、改善を行うことは身体障害者だけではなく他の障害者、さらには全社員にとっても有効です。ただし、社内のすべてを早急に改善することが難しい場合もあります。本人ともよく話し合い、必要なところから改善を行うことが必要です。うか?(7)設備改善・安全対策Q設備改善、安全対策はどのようにしたらよいでしょA安全対策のためにも、採用した障害者に合わせた設備改善を行うことで、働きやすい環境を整備することが大事です。ペースを確保する。は休憩スペースを確保する。

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