R3障害者職業生活相談員資格認定講習テキスト(デジタルブック版)
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230第5章 関係機関・施設等の概要職業評価、職業指導、職業訓練等の職業リハビリテーションサービスを提供しています。国立職業リハビリテーションセンター及び国立吉備高原職業リハビリテーションセンターでは、全国の広範な地域から、精神障害者、発達障害者、高次脳機能障害者等を含む職業訓練上特別な支援を要する障害者を積極的に受入れ、先導的な職業訓練を実施しています。また、その成果をもとに、職業訓練上特別な支援を要する障害者に対する職業訓練の内容、指導技法等をマニュアル等に取りまとめ、障害者職業訓練推進交流プラザ等を通じて、他の障害者職業能力開発校等へ提供するとともに、職業訓練上特別な支援を要する障害者等向け訓練コースの設置・運営の支援に取り組むことにより、障害者職業訓練全般の水準向上に寄与しています。ア 国立職業リハビリテーションセンター(埼玉県所沢市)  職業評価、職業指導、職業訓練、職業適応指導を実施しています。イ  国立吉備高原職業リハビリテーションセンター(岡山県加賀郡吉備中央町)  職業評価、職業指導、職業訓練、職業適応指導、生活指導を実施しています。③ 地域障害者職業センター 障害者職業カウンセラーが配置され、ハローワーク、障害者就業・生活支援センター、病院、特別支援学校等の関係機関との密接な連携の下、各都道府県における中核的な職業リハビリテーション機関として、地域に密着した職業リハビリテーションサービスを提供しています。・障害者に対するサービス 職業評価・職業指導・職業リハビリテーション計画の策定、職業準備支援、知的障害者判定・重度知的障害者判定を実施しています。・事業主に対するサービス 障害者の新規雇い入れ、在職者の職場適応やキャリアアップ、休職者の職場復帰等、障害者雇用に係る様々な支援を実施しています。障害者雇用の相談や情報提供を行うほか、障害者の雇用に関する事業主のニーズや雇用管理上の課題を分析し、必要に応じ、事業主支援計画を作成して、専門的な支援を体系的に行います。・障害者及び事業主に対するサービス 職場適応援助者(ジョブコーチ)による支援、職場復帰、雇用促進及び雇用継続のそれぞれの雇用の⑶ 障害者職業センター 障害者の就職の促進と職場定着を図るため、障害者職業総合センターによる指導・支援のもと、広域障害者職業センター及び地域障害者職業センターにおいて、障害者・事業主等の多様なニーズに対応した職業リハビリテーションサービスを提供しています。① 障害者職業総合センター 職業リハビリテーションサービスの基盤整備と質的向上を図るため、職業リハビリテーションサービスに関する研究、技法の開発・普及及び専門職員の養成・研修、広域障害者職業センター、地域障害者職業センター等への指導・支援等を行っています。 研究部門では、研究成果をとおして障害者の職業リハビリテーションに関する施策の充実や、地域障害者職業センターをはじめ障害者就業・生活支援センター、病院、特別支援学校等での就労支援技術の向上を図るため、障害者を取り巻く状況や障害者施策の動向等を踏まえて、発達障害、精神障害、高次脳機能障害、難病患者等の職業リハビリテーションに関する先駆的な研究、職業リハビリテーション業務を行う地域障害者職業センター等の現場の課題解決に資するための研究、地域の就労支援機関向けの有効な支援ツール等の開発のための研究、国の政策立案に資する研究を行っています。 職業センター部門では、障害の重度化・多様化によりこれまでの支援技法では効果が現れにくい発達障害、精神障害、高次脳機能障害等の障害者に対する支援技法の開発・改良を行っています。これらの人に対する実際の支援を通じて開発した効果的な支援技法は「実践報告書」、「支援マニュアル」等にとりまとめて、地域障害者職業センターをはじめ就業支援機関等に提供するとともに支援技法の普及講習を実施しています。 そのほか障害者職業総合センターでは、職業リハビリテーション業務に関する企画・指導を行うとともに、障害者職業カウンセラー等の養成・研修や、医療・福祉等の分野における障害者の就業支援を担当する人等を対象とした職業リハビリテーションに関する知識や就業支援に必要な技術の習得、資質の向上を図る研修を実施しています。② 広域障害者職業センター/障害者職業能力開発校 障害者職業カウンセラー、職業訓練指導員が配置され、医療リハビリテーションとの連携を図りながら、第5章 第1節

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