R3障害者職業生活相談員資格認定講習テキスト(デジタルブック版)
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90第2章 障害者の雇用管理上の留意点れた「避難階段」があれば、階段室自体は避難場所(シェルター)として利用できます。煙や火炎は入ってこないため、消防隊の進入経路としても使用されます。したがって避難階段までたどり着けば、そこに待機して救助を待つことは、群衆の中を介助をうけながら避難するより安全です。最近のビルではこうしたことを想定して、避難階段の平面を広くとって、避難エリアとして明示している例もあります。(図6写真)保できないと、テーブルに車いす使用者の体幹を十分に近づけることができないため、使いづらいものになります。そのためにテーブル天板はできるだけ薄く、天板下に引き出しが付いていないものを選びます。⑺ 駐車施設(図8)車いす使用者が駐車場を使用する際には、次の点にため、さらに図5-3のように、間仕切りをさらに移動、拡張して広い便房にします。この場合、一部の小便器の前が狭くなりますが、小便器の利用に支障がない程度に狭めます。⑸ 肢体不自由者等の避難(図6)火災、大規模地震時等では、エレベーターを使うことができません。車いす使用者等も避難のために階段を使うことになります。その際、建築基準法で定めら⑹ カウンター、記載台、テーブルの基本寸法(図7)車いす使用者が使用する記載台、オフィス用テーブルにおいて重要なことは、車いす使用者の膝、できればアームレストがテーブル(机)下に入る必要があります。床からテーブルまでの高さは最低でも60cm、できれば65cmの空き(クリアランス)を確保します。確図5 事業所ビルにおける簡便なトイレ改造図6 耐火構造物避難階段における車いす使用者等の避難に関する配慮図5-1(改造前)図5-2(改造プラン1)図5-3(改造プラン2)2つの便房を1つにする間仕切りを移動し、広く使用できるようにする(手すり等の記載は省略)(手すり等の記載は省略)第2章 第8節

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