令和4年度障害者職業生活相談員資格認定講習テキスト
245/360

就労移行支援事業所等を利用し企業に就職したが、就職後も継続的に、生活面・就業面の相談がしたい。 就職を希望してハローワークに求職申込みを行った方に対し、ハローワークでは、求職者の能力等と職務の要件とを十分照合して職業紹介を行います。必要に応じて同行紹介も行います。 事業所にジョブコーチを派遣し、障害のある方や事業主に対して、雇用の前後を問わず必要なタイミングで障害特性を踏まえた直接的、専門的な援助を実施します(ジョブコーチは、地域障害者職業センターのほかに、当機構の認定をうけた社会福祉法人等にも配置されています)。 日常生活等に関する助言や就業に関する相談、支援担当者による職場訪問により、就業と生活の両面にわたる一体的な相談・支援を行います。障害者トライアル雇用 事業主と有期雇用契約を締結し、3ヶ月間の試行雇用を行います。事業主と障害のある方の相互の理解を深め、その後の常用雇用への移行を目指します。就労定着支援事業 ◆ 就労定着支援員が、企業・自宅等へ訪問するほか、障害者が就労定着支援事業所に来所することにより、定期的に面談を行い、就労継続を図るための生活リズム、家計や体調の管理、正確な作業遂行等に関する助言、支援等を行います。就労定着支援事業所244⑶ 就職活動、雇用前・定着支援

元のページ  ../index.html#245

このブックを見る