働く広場増刊号2013
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71「働く広場」増刊号 2013■「職業準備支援」の支援を受けた方の声・前の会社でミスが多いといわれて困っていましたが、スタッフと対策を考え、得意なこと、不得意なことを整理しました。それを元に、①セールスポイント、②コミュニケーション、③会社へのお願いなどの「自己紹介シート」を作成し、これが役立ちました。・職場の人間関係から体調を崩しました。スタッフとともに「体調管理シート」を作成して、作業のペースや疲れやすさをチェックし、どんな仕事が自分に合っているか、わかってきました。就職先では不安があったため、ジョブコーチ支援を受けることにしました。・これまで自分の適性がわからず、面接でうまくPRできませんでしたが、さまざまな作業を通じて書類やデータの照合、反復作業は苦にならないと気づき、企業面接もスムーズになりました。・コミュニケーションに自信がなかったのですが、仕事で必要な質問・報告などを体験的に学び、「恐れ入りますが」などのクッション言葉がスムーズにいえるようになり、質問のタイミングにも自信が持てるようになりました。・一つの職場に長続きしなかったのですが、自分が「指示に集中できず同じ質問をする」、「うっかりミスをしてしまう」、「一方的に話す」ことなどに気づき、相手の話を聞くこと、メモの活用、指さし確認などを意識するようになりました。図 職業準備支援の流れ個別相談求職活動(ハローワークと協力)就業などを目指した企業内での支援(ジョブコーチ支援)作業支援(模擬的)講 座(職業準備講習)さまざまな作業を通して、自分に合った働き方を見つける定期的にスタッフと個別カリキュラムの取組み状況を確認求職活動に役立つ知識を身につける障害者職業センター検索

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