働く広場2019年4月号
33/36

31働く広場 2019.4児童・生徒のみならず、社会人一般の方もご応募いただけます。(写真の応募は障害の有無を問いません)  「ヤマトホールディングス株式会社」の特例子会社「株式会社スワン」(以下、「スワン」)(東京都中央区)は、「365 Trading Logistics Joint Stock Company」(以下、「365社」)(ホーチミン市)と加盟店契約を締結し、海外初のフランチャイズ店となる「スワンカフェ&ベーカリー」をホーチミン市内に2店舗オープンした。 365社は、グループ内で経営するベトナム料理レストランで近所の貧しい人に昼食を提供したり、障害児に奨学金を給付するなどの支援活動を行っているが、障害者や貧困層など教育の機会のなかった人をスワンカフェ&ベーカリーで雇用することにした。パンの原料は日本から輸入し、スワンのパン製造に協力してきた「株式会社タカキベーカリー」(広島市)の担当者が、現地で日本と同じ製法でパンづくりの技術を指導。スワンは、「障害者の個性に合わせて就労能力を高めるノウハウ」を提供する。   精神科医の司し馬ば理り英え子こさんが、﹃よくわかる女性のアスペルガー症候群﹄(主婦の友社)を出版した。 女性のアスペルガーの場合、学校や職場などでの人づきあいに困難を抱えるほかに、恋愛、結婚、出産、育児など、人生のステージごとに、さまざまな問題やトラブルに出会うこともある。それぞれのシーンごとに、トラブルの解決法について具体的にアドバイス。B5変型判128ページ、1512円(税込)。 ダウン症のある南みなみ正しょう一いち郎ろうさんが、幼少期から綴ってきた日記をもとに﹃なんでもやってみようと生きてきたダウン症がある僕が伝えたいこと﹄(遠見書房)を出版した。 両親から、社会に出てから困らないようにさまざまな経験をさせられ、社会常識を教えられた南さん。「障がい者のための働き方改革プロジェクト Lives Tokyo」では、2017、2018年と司会を務めた。空手黒帯、英会話少々、お酒大好きで、日々新しいことに挑戦中の、ダウン症当事者の半世紀。四六判200ページ、1620円(税込)。 精神科医の五い十が嵐らし良よし雄おさんと、リワークプログラム修了生でフリーランスの編集者・ライターのふくいひろえさんが、﹃うつのリワークプログラム 職場復帰を支え、再休職を防ぐ!﹄(日経BP社)を出版した。 うつの患者が「リワークプログラム」に出合うまで/うつの「リワークプログラム」とは/リワーク・カレッジ「疑似職場でスキルを実践する」など、復職3年後の就労継続率70%を誇るプログラムの内容を、システム発案者の医者五十嵐さんと元患者のふくいさんが紹介する。四六判222ページ、1512円(税込)。   「沖電気工業株式会社」(港区)の特例子会社「株式会社沖ワークウェル」(港区)は、文部科学省・経済産業省主催の第8回キャリア教育推進連携表彰「優秀賞」を受賞した。 受賞は、同社が長年にわたり継続して実施している、肢体不自由特別支援学校における「遠隔職場実習」、「キャリア教育の出前授業」が評価されたもの。ほかに、「遠隔社会見学」も行っている。 同社では、独自開発のテレワークシステムを活用し、重度障害者の在宅雇用を20年間継続。全国で約50人が在宅勤務している。障害者雇用支援月間主催:独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構シンボルキャラクター“ピクチャノサウルス”募集期間(応募作品受付期間)検索月間ポスター原画コンテスト募集要項など詳しくは2019年4月1日(月)~6月14日(金)【必着】作品募集!ベトナムでパン屋を展開ベトナムキャリア教育推進連携「優秀賞」受賞東京その他﹃なんでもやってみようと生きてきたダウン症がある僕が伝えたいこと﹄﹃うつのリワークプログラム 職場復帰を支え、再休職を防ぐ!﹄﹃よくわかる 女性のアスペルガー症候群﹄本紹介

元のページ  ../index.html#33

このブックを見る