働く広場2019年6月号
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働く広場 2019.6(名古屋市)が経営する。 鉄筋コンクリート3階建てで定員100人。うち20人が1階の個室で犬と同居できる。ベランダには犬用トイレもある。長年暮らしたペットの犬との入居も受け入れる。 引退した盲導犬が過ごせる「老犬ホーム」も併設。ドッグカフェやドッグランも設けて一般市民が触れ合える場をつくり、盲導犬への理解を広げる。入居希望などの問合せは「翠華の里」へ。TEL:0536ー32ー2510   「社会福祉法人ウイング」が運営する埼玉県川島町の障害者福祉施設「Smile Cafe1/2」が、川島町の特産イチジクを使ったカレー「いちじくカレー」を開発し、販売を始めた。1食180g入り、580円(税込)。 レトルトタイプのいちじくカレーは、タマネギをじっくり煮詰めてイチジクのピューレをかけ合わせた。施設に通う障害者やスタッフらが試行錯誤を重ねたという。特産物の新商品開発支援事業を進める川島町からの補助金を活用した。商品の問合せは同カフェへ。TEL:049ー299ー1134  株式会社横浜銀行は、障害者雇用を目的とした子会社「株式会社はまぎんビジネスチャレンジド」(横浜市)を4月1日に設立した。横浜銀行傘下の「横浜キャリアサービス」の社名を変更し、横浜銀行からの受託業務を始める。知的障害者や精神障害者を採用し、データ入力や印刷、発送業務などを行う。6人体制でスタートし、雇用を拡大しながら「特例子会社」の認定取得を目ざす。  高島市新しん旭あさひ町の「社会福祉法人虹の会」(以下、「虹の会」)が、高島市民病院内に食堂「CコッコOCCOたかしま」と売店をオープンした。それまで食堂と売店を運営していた民間業者の撤退を機に市民病院が公募し、虹の会が応募した。 虹の会が運営する就労継続支援B型事業所「ドリーム・あんです」に通う障害者約20人がスタッフの支援を受けながら調理や接客、清掃などを担当する。メニューは麺類や日替わり定食のほか、ケーキやコーヒーもある。営業時間は平日午前10時〜午後3時。    発達障害の専門医である宮みや尾お益ます知ともさんが監修した『ASD(アスペルガー症候群)、ADHD、LD 女性の発達障害〈就活╱職場編〉』(河出書房新社)が出版された。 就活や職場内で起きるトラブルを減らすためには周囲の理解とサポートが必要。「面接に何度も落ちた」、「職場で孤立してしまう」、「一生懸命頑張るのにミスばかり」、「転職を繰り返す」など、働く発達障害の女性の心と行動を理解してサポートするために、専門医が職場の対応策をアドバイスする。B5判114ページ、1728円(税込)。  4人の発達障害の子を育てた堀ほり内うち祐ゆう子こさんと、次男の拓たく人とさんが『ADHDと自閉症スペクトラムの自分がみつけた未来 親子でふり返った誕生から就職まで』(ぶどう社)を出版した。ADHDと自閉症スペクトラムであると診断された拓人さんの誕生から就職までの24年間を、親の目線と子どもの視点の両方からふり返った。祐子さんは自閉症スペクトラム支援士、特別支援士、傾聴心理士としても活躍。任意団体 「子育て♥ぎふてっど」代表。拓人さんは2018年に大学を卒業し、母や兄とともに全国で講演を行っている。 四六判152ページ、1620円(税込)。児童・生徒のみならず、社会人一般の方もご応募いただけます。(写真の応募は障害の有無を問いません)障害者雇用支援月間主催:独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構シンボルキャラクター“ピクチャノサウルス”締め切りせまる!!検索月間ポスター原画コンテスト募集要項など詳しくは2019年6月14日(金)【必着】!!作品募集!働く本紹介横浜銀行が障害者雇用の子会社神奈川市民病院に障害者が働く食堂滋賀障害者施設がカレー商品開発埼玉『ASD(アスペルガー症候群)、ADHD、LD 女性の発達障害〈就活╱職場編〉』『ADHDと自閉症スペクトラムの自分がみつけた未来 親子でふり返った誕生から就職まで』31

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