働く広場2019年8月号
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働く広場 2019.8「障害者の職場定着と戦力化」~障害者雇用があまり進んでいない業種における雇用事例~ 障害者雇用があまり進んでいない業種に着目し、主に中小企業において障害者の職場定着と戦力化に取り組んでいる14事例を掲載。 取組みを通じて得られた障害者雇用のメリット、職場定着のポイントなども紹介しています。 当機構ホームページに掲載していますので、ぜひご覧ください。http://www.jeed.or.jp/disability/data/handbook/employment_casebook.htmlホームページで紹介しています!<職場定着のための取組み> 1. 指導担当者の配置 2. 健康状態のきめ細かな把握 3. スキルとモチベーションの向上○障害のある社員の従事業務 地金の切り出し、加工、仕込み、磨き作業 業務の分業化に加え、障害者個人のスキルの上達度がわかるスキルマップシートを活用し、障害者の戦力化を図っています。 また、作業日報を活用して体調の変化や指導内容の習得具合を確認するほか、体調の変化に自分で気づけるよう、セルフケアシートを活用して睡眠時間や気分などを記入するなどの実践をしています。<職場定着のための取組み> 勤務時間の配慮<社内の理解促進のための取組み> 社内説明会の実施○障害のある社員の従事業務 Web ページの企画や作成編集、Facebookページと社内共有サイトの管理など 障害者を雇用するにあたって、社内には受入れに不安の声がありましたが、同社の理念である「頑張る人を応援する会社」を伝え、社員と話し合いを重ねるなかで理解を得ました。体力や家庭の状況などによりフルタイムで働くことがむずかしい社員には、勤務日数・労働時間の配慮をし、職場定着を図っています。株式会社杢もく目め金がね屋や株式会社I.S.コンサルティング掲載内容の一部をご紹介します【製造業・東京都渋谷区】【サービス業・ 兵庫県神戸市】〈 上記の雇用事例集と「障害者雇用事例リファレンスサービス」に関するお問合せ先 〉TEL:043-297-9513 FAX:043-297-9547 独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構 雇用開発推進部 雇用開発課13

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