働く広場2020年1月号
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「総務の仕事で入社したのに、『障害のある人のマネジメントをやってください』といわれて正直戸惑いました。でも、仕事はとても正確で、きちんと〝報連相〞もしてもらえる。彼らのやる気と日々の成長に触れられて、とてもやりがいを感じています」と話す。「彼らの仕事ぶりを見ているとこれまでの精神・発達障害者雇用のイメージを大きく変えられる」と話すのは、常務取締役で人事・総務本部長の小お川がわ金きん也やさん。「一期生」として受け入れた障害者スタッフの仕事が社内で評価され、仕事はどんどん広がっているとのことである。今後も積極的に採用を進め、広島本社で30人くらいの規模にまで増やしていく予定だ。も2019年6月より新しい取組みがスタートしている。全国の店舗の契約書類の電子化作業、郵便物の仕分け作業、商品サンプルの開梱作業などの仕事を、3人の精神・発達障害のあるスタッフと、1人の身体障害のあるスタッフで行っている。障害のあるスタッフの体調管理や指導を担当するのは、人事・総務本部人事部人事・採用課の宮川美由紀さん。働く広場 2020.1本社の一角では、障害のあるスタッフ4人が働いている宮川美由紀さんは、本社で障害のあるスタッフのサポートをしている常務取締役で人事・総務本部長の小川金也さん書類の電子化作業を行う本ほん田だ香か菜なさん23

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