働く広場2020年1月号
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働く広場 2020.1ワインショップは、2020年2月オープン予定。 龍りゅう谷こく大学(京都市)発のスタートアップ企業で、靴磨きや靴修理などを行う「株式会社革靴をはいた猫」(京都市)が、知的・発達障害者らによるコピー機の清掃再販事業を始めた。コピー機の販売などを手がける「株式会社ウエダ本社」(京都市)などと販売やメンテナンス分野で連携する。メーカーが保有する中古のコピー機を仕入れ、研修を経た障害者がコピー機を清掃し販売する。  障害者福祉事業所「第二なぎの木園」(新しん宮ぐう市)が、南高梅や有あり田だみかんなど和歌山県内産の素材5種を使ったサブレ「THIS IS WAKAYAMA SABLE」を開発し、販売を始めた。パティシエやデザイナーらと協力し、試行錯誤を重ねて商品化し、障害者が働く事業所でつくられた菓子のコンテスト「第11回スウィーツ甲子園」でグランプリを受賞した。 同園では20〜60代の通所者が事業所内に新設された工房で計量や袋詰め、密封などを担当する。10枚入り1200円(税別)。電話:0735―22―5374  「島根県立浜田水産高等学校」(浜田市)の女子生徒が介護食用に考案したサバカレーパンを、障害者就労継続支援B型事業所「プチマタン」(浜田市)が一般向けにアレンジし商品化した。事業所で働く障害者の工賃アップにつなげるねらいで、市内のスーパーで販売を始めた。 サバカレーパンは、同校が製造しているサバの缶詰と、カレーのルーをパン生地で包んだもの。 同事業所では20〜60代の知的障害者ら11人が働き、販売数量に応じて工賃が支払われる。全国の介護施設に向け、冷凍した商品の販売も予定している。1個180円(税別)。問合せはプチマタンへ。電話:0855―42―2820。  障害福祉サービス事業所「グッドジョブセンターかのん」(鳴なる門と市)に、利用者の作品を展示販売する店「かのん日和」がオープンした。既存の工房に鉄骨平屋10㎡を増築。藍染のスカーフや名刺入れ、大谷焼の置物、針金を使ったワイヤアートなど50種類以上の商品が並び、作者が接客する。 これまで県内の雑貨店やイベントで販売してきたが、制作に打ち込む知的障害者の姿や工房の雰囲気を知ってもらおうと販売店を設けた。収益は作者に支払う。営業時間は平日午前10時〜午後4時。問合せは同事業所へ。電話:088―697―2121。 ジョブコーチ連絡協議会、全国就業支援ネットワーク、全国就労移行支援事業所連絡協議会、障害者雇用企業支援協会(SACEC)の4団体でつくる「CEF(Conference of Employment First)」は2020年3月6日(金)、7日(土)に「CEF2020〜質の高い障害者雇用を考える会議〜」を大妻女子大学多摩キャンパス(多摩市)で開催する。 本来一貫性が必要な就労支援・障害者雇用のプロセスを、共通の目標、大きな共通の傘の下で考えるために、当事者、企業、教育、医療などが結集。個人や組織が障害者雇用や就労支援のあるべき将来に向けてその本質を確認し、具体的な方法や技術について情報を交換しながら制度や施策について考える。 問合せ・受付は「株式会社Notoカレッジ」まで。E-mail:cef2020@notocolle.co.jp電話:0584―77―7632FАX:0584―77―7633http://www.cef2020.com/「CEF2020〜質の高い障害者雇用を考える会議〜」開催東京イベント県産素材を使用した自信のサブレ和歌山障害者がコピー機再生、大学発スタートアップ企業京都「介護食カレーパン」商品化島根障害者の作品展示販売所徳島地方アビリンピック検索京都東京広島香川佐賀東京都、京都府、広島県、香川県、佐賀県*部門ごとに開催地・日時が 分かれている県もあります*  の県は開催終了2019年度地方アビリンピック開催予定1月~2月31

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