働く広場2020年4月号
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働く広場 2020.4   「野村ホールディングス株式会社」(中央区)の100%子会社「野村かがやき株式会社」(千代田区)が「特例子会社」として認定を受けた。   長野市は、障害のある人が安心してサービスを受けられる飲食店や事業所などを、「やさしいお店」に登録する制度を始める。 「心のバリアフリー」などをコンセプトに、障害を理由に入店を拒否しない、合理的配慮に努めるなど、適切な対応ができる店舗や事業所が「やさしいお店」として登録され、リーフレットと掲示用のステッカーをもらう。ステッカーのシンボルマークは、地元の障害者施設の利用者がデザインした。問合せは長野市障害福祉課へ。電話:026ー224ー5030。   障害者向けの保険会社「ぜんち共済株式会社」(東京都千代田区)と、「東京海上日動火災保険株式会社」(同区)が、知的障害や発達障害のある人とその家族らをおもな対象とした「手をつなぐがん保険」の販売を始めた。 これまで既存の保険に入りにくかった障害者向けに、告知が不要で加入しやすくした。保険料を安く抑えるため団体保険とし、加入するには知的障害者や親、支援者らでつくる「全国手をつなぐ育成会連合会」の会員となる必要がある。  NTT東日本仙台中央ビル(仙台市青葉区)で、解体工事現場の仮囲いを活用し知的障害者の絵画を紹介する「ソーシャル アート ミュージアム」が始まった。第1弾の展示は7月20日まで。通りに面した壁面に、宮城、福島両県のアーティスト4人による絵画5点を特殊フィルムに印刷して飾る。 NTT東日本宮城事業部が、障害者アートを活用する「全日本仮囲いアートミュージアム」の運営元である企画制作会社「株式会社ヘラルボニー」(岩手県花巻市)の協力を得て実施。解体工事終了後の8月以降は別作品を展示する。  さまざまな障害のある人たちが、ハラスメント対策などに取り組む企業や経営者らにアドバイスする団体「ダイバーシティ戦隊・ヤルンジャーズ」(川西市)を設立した。元毎日放送ラジオ報道部長の大おお谷たに邦くに郎おさんが、取材などを通じて知り合った約35人と、それぞれの魅力を発信して多様性を受け入れる社会づくりを目ざす。 これまでに市民講座で手話を交えたパフォーマンスを披露し、自治体職員向けに「マタニティーハラスメント研修」を開催。今後は一見してわかりにくい障害のある顧客に応対する接客研修も企画。問合せはヤルンジャーズ(nrn59240@nifty.com)へ。働く生活情報野村ホールディングス傘下会社が特例子会社に認定東京仮囲いに障害者の絵画宮城「ダイバーシティ」当事者ら企業にアドバイス兵庫地方の動き知的障害者や発達障害者向け「がん保険」障害者に「やさしいお店」登録制度長野検索職場改善好事例募集期間令和2年4月1日(水)~5月20日(水)募集要項・応募用紙はホームページからダウンロードできます障害者の健康に配慮し安心・安全に働けるように取り組んだ職場改善好事例障害者雇用職場改善好事例募集令和2年度30

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