働く広場2020年8月号
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働く広場 2020.8 当機構が運営する国立職業リハビリテーションセンター(埼玉県)、国立吉備高原職業リハビリテーションセンター(岡山県)では、精神障害や発達障害、高次脳機能障害など、職業訓練上特別な支援を要する障害のある方(特別支援障害者)の受入れを積極的に行い、より効果的な職業訓練の実施に必要な指導技法などを、障害種別ごとにマニュアルとして取りまとめています。 このマニュアルは、当機構のホームページ(https://www.jeed.or.jp/)からダウンロードすることもできます。また、無料で配付をしていますので、お気軽にお問い合わせください! 精神障害者や発達障害者などの訓練生の「困っていることや作業のやりにくさ」の把握から、訓練によるその対応法の習得に向けた具体的な取組みについて、以下の構成で取りまとめています。 マニュアル本文および行動観察記録票等のツールは、巻末の付属DVDや当機構ホームページにも掲載しています。①精神障害・発達障害者への職業訓練における導入期の訓練の意義②対応法の習得の考え方と流れ③行動観察について④行動観察の結果から考察する⑤訓練生との相談で対応法を決定する⑥行動観察から対応法を習得するまでの支援事例 ご活用ください!障害者の職業訓練実践マニュアル職業訓練実践マニュアル精神障害・発達障害者への職業訓練における導入期の訓練編Ⅱ~対応法の習得に向けた具体的な取り組み~マニュアルのおもな内容付属DVD映像こんな方におすすめ! マニュアル巻末の付属DVDに映像を収録しています。 「行動観察や対応法の検討って具体的にどうすればいいの?」という方にも映像でわかりやすくまとめていますので、ぜひご活用ください。(導入期の訓練での行動観察にあたって有効な課題例)電池の仕分けと袋詰め作業を通して、訓練生の訓練場面での作業時の行動や動作を観察し、「困っていることや作業のやりにくさ」を見出します。行動観察から訓練生が対応法を自己決定するまでの流れについて行動観察の結果から背景にある原因などを考察する手法についてJEED 職業訓練実践検索JEED インフォメーションNEW!!令和元年度発行障害者職業総合センター 職業リハビリテーション部 指導課 TEL 043-297-9030お問合せ14

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