働く広場2020年8月号
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働く広場 2020.8建て計151室の1階が知的障害者のグループホーム、2階以上がペット共生型アパート。ユニットバスやミニキッチンのついたワンルームは月額家賃1万9千円。詳細はホームページで。https://www.kizuna.fun/ 「公益財団法人兵庫県障害者スポーツ協会」(神戸市)が、障害者スポーツを支える人を増やそうと「地域における障害者スポーツ振興へのガイドブック」を発行した。体を動かす楽しさを伝える障害者スポーツ指導員の資格の取得方法や、県内の指導員らの先行的な取組み事例などを紹介している。 競技別に県内の活動団体や練習場所をまとめた2017年版の続編。「(選手を)支える側」への参加をうながそうと関連情報を収録。障がい者スポーツ指導員の受講資格の解説や、スポーツ教室を開く際の施設点検、用具の整備などの注意点を紹介。ウェブサイト「ひょうご障害者スポーツサイト」からダウンロードもできる。 遠州綿紬を使った「SサバABAのマスク」を製造販売するバッグ・小物ブランド「SサABバASサABバA」(焼やい津づ市)が、就労継続支援A型事業所を運営する「株式会社GR静岡事業所」(静岡市駿する河が区)との協働によるマスク生産を始めた。藍染の麻素材のマスクなど、特色ある商品を地元で生産する仕組みづくりを目ざす。 静岡新聞の記事で布マスクの生産体制をつくるSABASABAの試みを知ったGR静岡事業所が、協働を申し出た。「全国から注文の問合せが多数あり、1人での生産に限界があった」と同ブランドの實じつ石いし知とも之ゆき代表。今後は市場ニーズに合ったほかの製品でも協働を視野に入れるという。詳細はSABASABAのホームページで。 障害のある人たちが作業所などで手がける焼き菓子が、新型コロナウイルス感染防止にともなうイベント自粛で販路を失ったため、障害者福祉施設の製品を扱う「ふれ愛プラザ」(広島市中区)が、お菓子の詰合せ販売に乗り出した。 ふれ愛プラザでは、障害のある人たちが在籍する18事業所のお菓子75種類のうち、おすすめを詰め合わせた「おやつBOX」をファクスやメールからの注文で販売する。価格は税込み千円を基本に、1500円、2千円のセットもある。送料別。詳細はホームページで。http://fureai-plaza.com/ キクラゲの菌きん床しょう栽培に取り組んでいる障害者就労継続支援B型事業所「ジョイファーム大分」(大分市)が、キクラゲの冷凍販売を始めた。 事業所では、利用者27人がイチゴやナシなど季節の農産物の生産、加工、販売に取り組んでいる。通年出荷を目標に昨年からハウス1棟で黒と白のキクラゲ計2千株を栽培。利用者は収穫や石づき除去、袋詰めなどを行う。 これまで生キクラゲは賞味期限が3〜4日と短く、販路がかぎられるのが課題だった。そこで「公益財団法人ヤマト福祉財団」(東京都中央区)の助成を受けてアルコール冷凍機を導入。真空パック後に瞬間凍結し、食感と味を保ったままの流通が可能になった。 生、乾燥、冷凍ともに黒キクラゲ450円、白いキクラゲ550円(いずれも100g、乾燥のみ18g)。問合せはジョイファーム大分まで。電話:097ー578ー8705青森北海道大分石川徳島山口兵庫山梨神奈川2020年度地方アビリンピック開催予定北海道、青森県、岩手県、栃木県、群馬県、神奈川県、石川県、山梨県、兵庫県、山口県、徳島県、大分県*部門ごとに開催地・日時が分かれて いる県もあります*  の県は開催終了(開催中止含む)8月~10月地方アビリンピック検索※全国アビリンピックが 11月13日(金)~11月15日(日)に、 愛知県で開催されます。※新型コロナウイルス感染症の影響により、変更する場合があります。岩手栃木群馬働く障害者スポーツをみんなで支援県協会がガイドブック発行兵庫遠えん州しゅう綿めん紬つむぎでマスクを地元で生産する仕組みづくり静岡障害者作業所の「おやつBOX」オンライン販売広島冷凍キクラゲ製造し全国へ大分31

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