働く広場2020年10月号
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働く広場 2020.10コシノジュンコ氏が参画する。 期間は11月15日(日)〜23日(月・祝)。街中に置くのは複製画で、作品データは「NPO法人エイブル・アート・ジャパン」が提供。公募展では心や体に何らかのハンディキャップのある人を対象に全国から作品を募った。作家の林真理子氏や俳優の別所哲也氏、イラストレーターの谷口広樹氏らが審査する。入選した百数十点は深川不動堂地下ギャラリーなどに屋内展示する。 「社会福祉法人太陽の家」(別府市)が、障害者の生活や障害者スポーツを紹介する体験型の資料館「太陽ミュージアム No Charity,but a Chance」をオープンし、共生社会の拡大を目ざす。 「太陽の家」は「障害者スポーツの父」と呼ばれる故中なか村むら裕ゆたか医師が1965(昭和40)年に創設。「保護より機会を(No Charity,but a Chance)」を理念に、「障がい者が働ける場づくり」に取り組んできた。 ミュージアムは故中村医師の功績や施設の歴史を伝えようと開設された。資料やアーカイブの閲覧、障害者の生活をサポートする道具の見学、障害者スポーツの体験などができる。 展示室、ホール、屋外に「太陽広場」と体験ゾーンを整備した。全エリアが段差のないワンフロアでつながっている。車いすマラソンやボッチャの体験コーナーのほか、太陽広場では「運転補助装置自動車」の試乗も可能。開館時間は10時〜16時。日曜・祝日休館。入館料は大人300円、中高生100円、小学生以下無料。電話:0977ー66ー0277 IT大手の「株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)」(東京都)は、障害者雇用の拡大などを目的に、子会社「株式会社DeNAビジネスコミュニケーションズ」(東京都)を設立した。新潟市中央区に支社を設置し、県内の障害者手帳を持ち、基本的なパソコン操作ができる人を対象に、50人を雇用する予定。 同社は、DeNAグループの委託を受け、おもにサービス利用者のサポート業務などを行う。支社は新潟のみに設置し、業務の中心をになう。障害者が働きやすい環境や制度づくりに取り組み、DeNAとして初めての特例子会社認定を目ざす。 障害者の就労支援事業を行う「ヴィスト株式会社」(金沢市)は、同市内の「レストランMメグEGU」を運営する「有限会社浅ノ川フーズ」を買収した。店舗や従業員などをそのまま引き継ぎ、障害者が働く場として活用する。 レストランの席数は最大130ほどで、現在は調理担当の2人とホール担当の5人が働いている。ヴィストは就労継続支援A型事業を展開しており、MEGUではホール担当など10人程度を受け入れる方針。 問合せは、就労継続支援A型「ヴィストジョブズ金沢入江」まで。電話:076ー256ー2115 障害者雇用にかかわる事業を展開する「パーソルチャレンジ株式会社」と、テレワーク専門のコンサルティングを手がける「株式会社テレワークマネジメント」が、障害者雇用とテレワークを経営視点から解説した『障害者雇用は経営課題だった!テレワーク雇用導入ではたらく人材が変わる・はたらき方が変わる』を出版した。障害者を対象にしたテレワーク導入を、障害者を戦力として活かす事業戦略としての経営課題ととらえ、導入を阻はばむ誤解や問題点、解決策や導入成功事例を紹介している。A5判132ページ、1000円(税別)。青森北海道大分三重山口山梨2020年度地方アビリンピック開催予定北海道、青森県、福島県、千葉県、山梨県、三重県、滋賀県、山口県、大分県*部門ごとに開催地・日時が分かれて いる県もあります*  の県は開催終了(開催中止含む)10月~11月地方アビリンピック検索※全国アビリンピックが 11月13日(金)~11月15日(日)に、 愛知県で開催されます。※新型コロナウイルス感染症の影響により、変更する場合があります。福島千葉滋賀本紹介働く体験型資料館「太陽ミュージアム」開設大分DeNA子会社が新潟支社で障害者雇用促進新潟レストラン買収で障害者就労支援石川『テレワーク雇用導入ではたらく人材が変わる・はたらき方が変わる』31

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