働く広場2020年12月号
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働く広場 2020.12房利用者が手がけている。宿泊予約はホームページから。https://www.ninedesign.jp/distortion9/ 「株式会社プラスアルファ」(直のお方がた市)が、すべての車いす使用者が使いやすいオリジナルパンツを、縫製会社と共同開発し販売を開始した。 ベルト部分がマジックテープのスライド式になっているほか、後ろポケットがなく、膝下左右2カ所に小物が入るスペースをもうけるなど、さまざまな工夫が施されている。 商品化には国内トップアスリートや特例子会社も協力し、さらに開発を続け便利で使いやすいものにしていきたいとしている。 価格は9100円から。問合せは通販サイト「Stadium Pants store(スタジアム・パンツ・ストア)」へ。https://stadiumpants.stores.jp/ 地元農産物の利用拡大と障害者の就労支援に取り組むカフェ「RリボンIBBON∞CコーヒーOFFEE」が、福島市中心部にオープンした。 運営する就労継続支援B型事業所「FフラットLAT福島」が、県産の果物や野菜などを食材にしたスムージー、フルーツティー、サンドイッチなどをテイクアウトで提供。事業所の利用者がスタッフに加わり、接客や調理を担当する。12月9日(金)に岡山市の岡山コンベンションホールで、障害者や保護者、支援機関など向け企業説明会「おかやま障害者ワークフォーラム2020」(岡山県、山陽新聞社会事業団、岡山障害者雇用企業研究会、岡山障害者就業・生活支援センター主催)が開催される。岡山エリアの障害者雇用企業約20社が出展し、支援機関や医療機関の相談ブースも開設。各企業での障害者の業務内容や働き方、求める人材などを確認することができ、障害者の就労準備や意欲アップに役立つ機会となっている。 また、昨年度は約500人の方が来場したが、今年度はコロナ対策を施したうえで規模も制限するため、参加できない企業も加えウェブでも企業の取組み紹介資料を公開する。問合せは岡山障害者就業・生活支援センターへ。  デイサービス介護事業などを展開する「iアイーsステップtep株式会社」(いわき市)が、障害者や高齢者の家族向けに福祉車両の貸出しを始めた。 施設利用者や家族から、福祉車両を気軽に利用できないことや、自家用車での旅行・通院がむずかしいといった相談が寄せられていたことから計画。リフトつき福祉車両9台、車いすと歩行器を5台ずつ準備した。軽自動車は3時間2500円から利用できる。問合せはiーstepレンタカーへ。電話:0246ー46ー3322 「株式会社アデランス」(新宿区)は、全盲の視覚障害者の発案から生まれたユニバーサルデザイン(UD)化粧パレット『BブラインドメイクLINDMAKEUユーディーDパレット』を発売した。 「一般社団法人日本ケアメイク協会」でブラインドメイクを広める活動を行う視覚障害者らと、共同で商品を開発。リップ、グロス、チーク、アイブロー、アイシャドー3点、ハイライト、ラメを1つのパレットにまとめた「スターターセット」などがある。時計に例えて配置したアイテムは位置も変更でき、3時と9時の位置の側面や各アイテムの間に突起をつけて使いやすくした。「アデランススマイルストア」で購入できる。https://medical-aderans.com/ 障害者の絵画を飾るホテル「DディストーISTORTIションON9」(大阪市)がオープンした。「泊まれるギャラリー」がコンセプトで、作品は障害者の芸術活動を支援する「やまなみ工房」(滋賀県)の通所者が手がける。 ホテルは貨物用コンテナを利用した2階建ての2室で、絵画十数点を飾っており、購入も可能。半年に1度、通所者の作品を入れ替える。コーヒーや水などアメニティーの包装デザインも工働く視覚障害者のためのUD化粧パレット東京農業と福祉連携のカフェ開店福島障害者の絵画を飾るギャラリーホテル大阪車いす用オリジナルパンツ商品化福岡生活情報地方の動き家族向け「福祉車両」貸出し福島第二回おかやま障害者ワークフォーラム岡山30

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