働く広場2021年1月号
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JEED INFORMATION働く広場 2021.1障害者雇用支援人材検索~障害者雇用の専門家が企業のみなさまを支援します~「障害者雇用支援人材ネットワーク事業」のごあんない障害者雇用に関して、労務管理、医療、建築などさまざまな分野の専門家である「障害者雇用管理サポーター」が企業のみなさまのご相談に応じ、支援を行っています。<お問合せ>独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 雇用開発推進部 雇用開発課 TEL:043-297-9513相談内容相談内容サポーターによる支援をご希望の場合は、次のどちらかの方法でご連絡ください。※上記のほか、特例子会社の設立や運営に関する助言も行っています。★障害者雇用管理サポーター検索サイト「障害者雇用支援人材ネットワークシステム」で支援を 受けたいサポーターを探すことができ、検索後、ご自身で直接連絡をとることができます 。★中央障害者雇用情報センターにご相談ください。障害者雇用支援ネットワークコーディネーターが 障害者雇用管理サポーターと調整を行います。 (TEL:03-5638-2792  E-mail:syougai-soudan@jeed.or.jp)   ※令和3年4月1日から、メールアドレスはsyougai-soudan@jeed.go.jpに変更となりますご相談受付ご相談受付⬅⬅サポーターの活用例こちらのQRコードからも「障害者雇用支援人材ネットワークシステム」にアクセスできます 精神障害のある社員の職場定着に向けて、自社の取組みの参考とするため、ほかの企業が実際にどのように取り組んでいるのかを把握したい。 初めて全盲の方を雇用するにあたり、職務内容や就労支援機器、職場環境の整備についてノウハウがないため、アドバイスがほしい。 相談企業が、障害者雇用管理サポーターが所属している企業(精神障害のある社員を複数人雇用)を訪問した。 サポーターから、「電話応対の可否など、精神障害のある社員一人ひとりの特性に合わせて、職務内容や配置場所を変えていること」、「管理者による体調管理ができるように、毎日障害のある社員から日誌の提出を求めていること」、「障害のある社員本人の了解の下で周囲の従業員に障害の特性を説明し、配慮を求めていること」などについて説明した。 相談企業からは、配置場所や活用している資料等について目にすることができたので、わかりやすく勉強になったとの意見があった。 視覚障害者に対する支援の専門家である障害者雇用管理サポーターが、相談企業を訪問した。 サポーターから、企業の担当者と一緒に社内の作業動線を確認しながら、点字シールの活用や座席の配慮など環境整備、具体的な就労支援機器の紹介、職務の切り出し、障害特性をふまえたほかの社員とのかかわり方、通勤時の支援などの助言を行った。 相談企業からは、「専門家から具体的でわかりやすいアドバイスが得られてよかった」、「特に点字やトイレの整備、歩行訓練士など、知らなかった点や気づかなかった点について助言が得られてよかった」との意見があった 。支支援援内内容容13

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