働く広場2021年2月号
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働く広場 2021.2●リーダーズトーク東急リバブル株式会社(東京都)代表取締役社長の太田陽一さんに、同社における障害者雇用の取組みについてお話をうかがいます。●職場ルポ凸版印刷株式会社の特例子会社、東京都プリプレス・トッパン株式会社(東京都)を訪問。従業員の職場定着と、職域拡大を進める現場を取材します。●グラビア伊藤忠商事株式会社の特例子会社で、クリーニング業務やプリント業務を行っている伊藤忠ユニダス株式会社(神奈川県)を取材。ここで活躍する障害者スタッフをご紹介します。● 「『働く広場』公開座談会」採録2020年12月5日(土)に開催された公開座談会「発達障害者の雇用を促進するために〜若年求職者への支援を考える〜」の採録を掲載します。次号予告編集委員(五十音順)あなたの原稿をお待ちしています■ 声̶障害者雇用にかかわるお考えやご意見、行事やできごとなどを500字以内で編集部(企画部情報公開広報課)まで。  ●発 行ーー独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)発行人ーー企画部長 奥村英輝 編集人ーー企画部次長 早坂博志〒261-8558 千葉県千葉市美浜区若葉3-1-2 電話 043-213-6216(企画部情報公開広報課)ホームページ https://www.jeed.go.jp/  メールアドレス hiroba@jeed.or.jp※令和3年4月1日から、メールアドレスはhiroba@jeed.go.jpに変更となります●発売所ーー株式会社 廣済堂 〒105-8318 港区芝浦1-2-3 シーバンスS館13階 電話 03-5484-8821  FAX 03-5484-88222月号定価(本体価格129円+税)送料別令和3年1月25日発行無断転載を禁ずる・本誌に掲載した論文等で意見にわたる部分は、それぞれ筆者の個人的見解であることをお断りします。本誌では「障害」という表記を基本としていますが、執筆者・取材先の方針などから、ほかの表記とすることがあります。埼玉県立大学 教授株式会社FVP代表取締役岡山障害者文化芸術協会 代表理事武庫川女子大学 准教授相談支援事業所 Serecosu 新宿 あきる野市障がい者就労・生活支援センターあすく センター長ホンダ太陽株式会社 社友サントリービジネスシステム株式会社 課長東京通信大学 教授有限会社まるみ 取締役社長筑波大学 准教授朝 日 雅 也大塚由紀子阪 本 文 雄諏訪田克彦武 田 牧 子原  智 彦樋 口 克 己平 岡 典 子松 爲 信 雄三 鴨 岐 子八 重 田 淳 定期購読のほか、最新号やバックナンバーのご購入は、下記へお申し込みください。 1冊からのご購入も受けつけています。株式会社廣済堂までご連絡ください。◆インターネットでのお申し込み◆お電話、FAXでのお申し込み検索富士山マガジンサービス本誌購入方法TEL03-5484-8821FAX 03-5484-8822全国アビリンピックに出場し、入賞経験のある者です。私は精神障害で手帳を取得していますが、そんな私が能力を発揮しつつ安心して働けるのは、上司のおかげです。「だれかが仕事を休んでも、会社が回る仕組みを作るのが自分の仕事だ」、これが上司の口癖です。残業はするな、体調が悪いときは自分に言え等々、障害のある私に配慮してくれているのだと最初は思っていました。実際のところ、そうではないのです。なぜなら部の全員に言葉をかけ、気を遣ってくださるのですから。私が障害者だから特別対応しているのではなく、だれに対しても同じ対応だったのです。障害者雇用においてはよく「支援」という言葉が使われますが、支援する・されるの関係が固定するようで、あまり好きではありません。ですが、「気遣い」という言葉なら。上司が私に気遣いをしてくださるように、私も上司に「何かお手伝いすることはありませんか」と気遣いができる。そんな双方向の関係が、私の職場には自然に生まれているのです。いまの職場は障害者にとってだけではなく、だれもが働きやすい自慢の職場です。上司が示してくれた当たり前で特別な「気遣い」を、私も伝えていきたいと思っています。「藤田さん、連休取りましたか」藤ふじ田た雄ゆう大だい30

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