働く広場 2021.2 前大会と同様、技能五輪全国大会と共同開催の開会式は今回、会場内特設フロアで最小限の参加者によるＷＥＢ配信の形となった。オープニング映像では、コロナ禍かで細心の感染防止対策をしながら仕事に励み、それぞれの技能を磨いてきた選手たちの様子が映し出された。 アビリンピック大会会長である当機構の和わ田だ慶よし宏ひろ理事長は、挨拶で「新型コロナウイルス感染拡大のため中止も含め検討を重ねましたが、意欲ある選手に対して競技の機会を提供することを第一に考え、感染拡大防止策を講じたうえで、無「第40回全国障害者技能競技大会（全国アビリンピック）」が、2020（令和２）年11月13日（金）～15日（日）、前大会に引き続き、技能五輪全国大会とともに愛知県常とこ滑なめ市の愛知県国際展示場（Aアイチichi Sスカイky Eエキスポxpo）で開催された。今回は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため初の「無観客」での開催となり、「障害者ワークフェア」（※1）も中止された。それでも全国から集まった330人の選手が技能競技25種目に出場し、会場は例年に負けない熱気に包まれた。今回は、ロシアで開催予定の第10回国際アビリンピック日本代表選手選考も兼ねた。観客での開催を決断しました」と経緯を報告。「競技に臨む選手の様子をＷＥＢ配信することで、応援に駆けつけられなかったみなさんにも競技の様子をリアルタイムでお届けすることが可能になりました」としたうえで、「国際大会に派遣する選手の選考でもあり、ハイレベルな戦いを期待しております」と締めくくった。 続いて各都道府県選手団の参加人数の紹介が行われ、合間には所属先の同僚や選手たちの動画メッセージも流れた。その後、愛知県立名古屋盲学校高等部専攻科の若わか渚なさんがビデオ映像で国歌斉唱を披露。田た村むら憲のり久ひさ厚生労働大臣のビデオメッセージ、菅すが義よし偉ひで首相からのメッセージ代読に続き、ビデオ映像で挨拶の言葉第40回第40回全国アビリンピック全国アビリンピック菅義偉首相からのメッセージを代読した厚生労働省の小林洋司 人材開発統括官大村秀章 愛知県知事はビデオ映像でメッセージを届けた会場入り口で行われた検温の様子会場となった「愛知県国際展示場」特 集特 集ＷＥＢ開会式11月13・14・15日1113月日（金）※1 障害者ワークフェア：全国アビリンピックの一環として開催する、障害者の雇用にかかわる展示、実演、作業体験などの総合的なイベント文：豊浦美紀／写真：官野 貴・岩尾克治4
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