働く広場2021年6月号
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編集委員のひとことミニコラム第2回施設名に人生の原点、福祉の心岡山障害者文化芸術協会代表理事阪本文雄※今号の「編集委員が行く」(20〜25ページ)も阪本委員が執筆しています。 ご一読ください。働く広場 2021.6 社会福祉法人の名称の付け方が変わっている。 「共生シンフォニー」(滋賀県)、「巣立ちの杜もり」(群馬県)、「オリーブの樹」(千葉県)、「さくらの花」(岐阜県)、「こころん」(福島県)。 人はどう生きるのか、を問いかけ、樹木や咲く花のように平和を愛し、美しく、強く、大きな心を目ざし、社会に呼びかけているように感じさせる。 就労支援事業所の名称では「BeSmile」(福岡県)、「とわ・え・もあ」(福岡県)、「ひまわり畑」(大分県)、「IKIIKI堂」(鹿児島県)、「エコステーション未来」(愛媛県)、「ライフイノベーション北之庄事業所」(奈良県)、「ピュアハート」(愛知県)、「ビーアンビシャス」(千葉県)、「一歩」(岩手県)。 生きていくうえで大事なものはなにか、環境志向、生き方を変えよう、こころは、希望は、足元は、人とのかかわりのなかで目ざすものを指し示しているように思える。 いや、そんなへ理屈ではなく、ライトに、フラットに、自由に考え、みんなでワイワイやりながら決めたかもしれない。片意地張らないところがいい。 さりげなく、大事なことを教えてくれている。 福祉は人が人をケアする仕事である。就労へ向け提供するサービス、支援によっては対象となる子ども、成人の人生を大きく変えることも可能である。 だからこそ、ケアは創造的な仕事であり、専門的な知見も求められる。 また、障害のある人を励ますことも大事になる。未来、希望、笑顔はそのためにある。 人として生きるのに、なにが大事なのかを掲げている。 ここに、福祉の大きな役割が詰め込まれているのである。 表現は今風になり、就労支援事業所などには経営主体としては株式会社、合同会社、NPO法人、一般社団法人などの新規参入が認められた。経営力、労働効率、事業の継続性が求められるが、原点は福祉マインドであり、それがネーミングにも表れているのである。就労支援機器のページ検索障害のある社員の就労環境を支援する機器やソフトをご紹介します!就労支援機器紹介シリーズ第3回ソノヴァ・ジャパン株式会社(TEL:0120-06-4079)までソノヴァ・ジャパン株式会社の『ロジャーシリーズ』製品のお問合せ製品説明・ロジャーシリーズは、ほぼすべての補聴器・人工内耳に利用でき、言葉の聞き取りがむずかしい環境でも、よりクリアな「聞こえ」を可能とするデジタルワイヤレス補聴援助システムです・話し手の声を送信機(ワイヤレスマイクロホン)が集音し、聞き手の受信機まで送信します・デジタル無線方式で高音質の音声を届けるだけではなく、独自のテクノロジーで騒音を効果的にカットします ※ロジャーシリーズは用途に合わせてさまざまな製品があります。  詳細はホームページでご確認ください  https://www.phonak.com/jp/ja.html騒音下や離れた距離での聴覚パフォーマンスを向上聴覚障害者向け会議に最適!ロジャー テーブルマイクⅡ173,800円(税込)セレクト機能付きロジャー セレクト140,800円(税込)当機構では障害者を雇用している ・雇用しようとしている企業に 『 ロジャーシリーズ 』を無料で貸し出しております!詳細は、独立行政法人高齢・ 障害・求職者雇用支援機構 中央障害者雇用情報センター (TEL:03-5638-2792)まで、またはホームページをご確認ください(https://www.kiki.jeed.go.jp)。※14ページでも就労支援機器についてご案内しています。あわせてご覧ください31

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