働く広場2022年8月号
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https//wwweyemateorg/kids/specialの変化にともなって感じる困りごとなどを語り合う形式。例えば「商店街に自転車を停める人が多くなり、道がさらにせまくなってアイメイトとならんでは歩けず、車道におりなくちゃいけない」といった実体験や、「買い物のレジ前などで、一定の間隔をあけるための立ち位置の印などがわからず、列に並べない」といった当事者の声を、わかりやすくイラスト入りで説明している。障害者の運転免許取得支援を拡充福知山市は、障害者手帳を持つ人が就労などのために運転免許を取得した場合の費用の助成制度を拡充した。市はこれまで身体障害者手帳を持つ人にかぎって最大16万円を助成してきたが、2022(令和4)年度から対象を療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を含めた3種類の手帳保持者に拡大。教習開始日において、3カ月以上引き続き福知山市に住所を有する人、第1種普通自動車運転免許に係る免許証の交付を受けた人などの要件を満たし、免許取得から40日以内に申請すると最大20万円を助成する。問合せは、福知山市福祉保健部障害者福祉課へ。電話:0773ー24ー7017九州国立博物館でスマートフォン音声ガイド 「九州国立博物館」(太宰府市)は、来館者が自分のスマートフォンで音声ガイドを利用できる新サービス「ナビレンスdeきゅーはく」の提供を始めた。内アプリ「N■a■vilens」を起動させ、文化交流展示室や館内、館周辺にある専用の標識にカメラを向けると、作品ガイドや動線の案内音声が自動再生される。貸出し用の端末やイヤホンもある。をスマートフォンで読み取ると詳しい解説がウェブページとして表示される「QRdeきゅーはく」のサービスも始める。するチョコレート工房「C■HOCOLABO」(横浜市)の運営母体「一般社団法人A■OH」が、新たに就労継続支援B型事業所として古民家レストラン「久■右衛門■邸■」(横浜市)を開所した。利用者がレストラン、カフェ、ショップ、庭園などで就労スキルを磨き、一般就労を目ざす。  ■■■■■ ■■■■   ..:  ■■■ 活用する。客席数は40席でスタートし、障害者者の協力を得て3年がかりでバリアフリー仕様に改装した。母屋をメインのレストランとして3人を含む10人体制で運営。ショコラボの商品も販売するほか、納屋カフェや全国の福祉事業所から商品を集めたセレクトショップの展開なども計画している。営業は火曜日〜日曜日・祝前日・祝日の11時半〜15時(ラストオーダー14時)、17時〜21時。原則月曜日は定休。電話:050ー5493ー4937スマートフォンで視覚障害者のための動線案また文化交流展示室では作品横のQRコード就労支援B型の古民家レストランスイーツ菓子製造・販売で障害者就労を支援幕末に建てられたという久右衛門邸を、所有■■■■■■障害者の情報格差解消を目ざす新法成立障害のある人が、日常生活や災害時にも障害のない人と同様に情報を取得・利用し、円滑な意思疎通ができるよう、国や自治体に対して施策などの策定・実施を求める「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」が可決、成立した。同法は国や自治体に対し、障害者が健常者と同じ内容の情報を時間差なく得られ、障害の種類や程度に合わせて手段を選べるよう、防災や緊急通報などの体制整備を義務づけた。情報取得に役立つ通信機器やサービスの開発、普及・利用の促進なども求めている。また事業者に対しては、国や自治体の施策に協力し、障害者が必要とする情報を十分に取得できるよう努めることを要請している。盲導犬(アイメイト)を育成する「公益財団法人アイメイト協会」(練馬区)が運営する子ども向けサイト「『もうどう犬』を知ろう!アイメイト・こどもサイト」で、コロナ下に視覚障害者が不便さを感じる事例について紹介を始めた。 「コロナ下でもうどう犬の使用者さんは、どんなことにこまっているの?」と題したコーナーで、アイメイトの使用者7人が、コロナ下の生活様式国の動き生活情報働く福岡東京「コロナ下の不便」をイラストで紹介京都神奈川国会働く広場 2022.830

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