働く広場2023年1月号
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障害者アートのカプセルトイ販売富山県内で障害者の芸術活動を支援する団体このうち国宝指定の答申を受けた「勝■興■寺■」(高障害者アーティストの絵画ギャラリー人材派遣事業などを展開する「株式会社パソパソナハートフルは、絵を描くことを業務と国の動き地方の動き働く国土交通省は、自動車事故による高次脳機能障害のある人の社会復帰の促進を図る方策を検討するため、当事者が病院・事業者から地域への生活を円滑に移行するための取組みに対して補助を行う、社会復帰促進事業のモデル事業を実施する。2022(令和4)年度の公募による補助対象事業者として、自立訓練(機能訓練・生活訓練)を提供する障害福祉サービス等事業者を次の4者に決定した。①社会福祉法人かがわ総合リハビリテーション事業団「かがわ総合リハビリテーションセンター成人支援施設」(香川県高松市)、②社会福祉法人千葉県身体障害者福祉事業団「千葉県千葉リハビリテーションセンター障害者支援施設更生園」(千葉県千葉市)、③社会福祉法人名古屋市総合リハビリテーション事業団「名古屋市総合リハビリテーションセンター」(愛知県名古屋市)、④社会福祉法人奈良県社会福祉事業団「奈良県障害者総合支援センター自立訓練センター」(奈良県磯■城■郡■)。埼玉しごとセンターで分身ロボが接客埼玉県は、障害者のある人が就労を通して社会参加ができるよう、小型分身ロボット「O■riHime」を活用した就労支援をスタートした。外出困難な障害のある人が、自宅など ■■■  ■■■■■■■   ■ ■  ■■■   からインターネットを通じてオリヒメを遠隔操作し接客などの仕事をすることで、障害者の新たな働き方をモデル的に実証し、障害のある人の社会参加の方法の一つとして知ってもらう。実施場所は、ハローワークと埼玉県の就職支援サービスが一体となった施設「埼玉しごとセンター」(さいたま市)。来所した利用者に向けて、検温・手指消毒への協力呼びかけや、利用目的に合わせた対応窓口の案内をする。またセミナーや企業面接会の参加者に対して、開始前の連絡事項の説明や終了後の施設の利用案内を行う。操作をするのは、オリヒメを開発した「株式会社オリィ研究所」(東京都)の登録者で、筋萎縮症や強度のめまいなどの症状により外出が困難な障害のある人6人で、埼玉県在住者を含む。勤務は平日14時から15時まで(祝日・年末年始を除く)。2022(令和4)年10月からスタートし、2023年3月末まで予定している。豊田市など「意思決定支援事業」豊田市は、判断能力に不安のある障害者や認知症の高齢者などが、自らの意思に基づいた生活を実現できる環境を整備するため、一般社団法人日本意思決定支援ネットワーク(SDMーJapan)、公益財団法人日本財団(東京都)との3者で「障害者・認知症高齢者等の意思決定支援に関する協定」を締結した。この事業は、豊田市が厚生労働省のモデル事業を受けて実施するもので、判断能力に不安のある人への意思決定支援の活動と、日常的な金銭管理などを支援する。豊田市が事業の仕組みづくりや事業運営・各種調整など、SDMーJapanは意思決定支援に関する研修の実施や評価の仕組みづくり・効果測定など、日本財団はSDMーJapanの事業支援から全国展開支援、政策的啓発、政策提言などを行っていく。事務局は豊田市福祉部福祉総合相談課に置かれる。「cotaeネットワーク」は、障害者のアート作品が入ったカプセルトイの自動販売機を、高岡市内3カ所に設置した。商品を手がけたのは、県内外の作家約50人。岡市)の自動販売機で購入できるカプセルトイには、高岡大仏や動物などが描かれた小さな絵馬が入っている。1個500円で、収益の一部が作家らに還元される。このほか、「道の駅雨■晴■」(高岡市)と「高岡市美術館」(高岡市)に設置されたカプセルトイには、それぞれカルタと小さなかばん(サコッシュ)が入っている。ナグループ」(港区)の特例子会社「株式会社パソナハートフル」(港区)は、本社が入居するPASONAS■QUARE2階に「アート村シーズンギャラリー」をオープンした。する「アーティスト社員」を2004年から採■■■■働く広場 2023.1埼玉愛知東京富山国土交通省「高社次会脳復機帰能促障進害事者業に」向補け助た事業者決定30

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