働く広場2023年2月号
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とちろきがず  べしさりじわずしわるしらさみまたうんつしうさきりやしら願っています。次回は愛知県での開催です。みなさんと会えることをアビリスとともに楽しみにしております」などと挨拶を述べた。続いて成績発表と表彰式。競技種目ごとに努力賞・銅賞・銀賞・金賞の受賞者が発表されるたびに会場から歓声や拍手の音が響いた。ステージに設けられた表彰台では金・銀・銅の受賞者が1人ずつメダルをかけてもらった。閉会式終了後は、隣のフロアで種目別に審査委員による講評の場が設けられ、選手たちは自分の競技についてアドバイスをもらおうと列をつくっていた。2回目の全国アビリンピックで、日ごろは店舗のチラシやポスターのデザイン業務を担当しているという。「事前の写真準備がよい結果につながりました。仕事でも活かしながら、次はほかの種目にも挑戦してみたいですね」。 「機械CAD」の足あ立だ玄ひ人とさん(愛知県)は、「練習の甲斐がありました。技能は個人のものなので、どれだけ高めていけるかだと思っています。指導してくれた先輩方に恩返ししていくつもりです」と、感謝の気持ちを述べた。 「電子機器組立」の小こ林ば元も気きさん(愛知県)は、自動車部品メーカーに勤めて11年目で全国アビリンピックは初出場。「苦手なところを何度も練習してきました。日本一になれて本当に感動しました。今後は国際アビリンピックにも選ばれるようがんばりたいです」。 「歯科技工」の吉よ田だ勇ゆ己きさん(東京都)は、5回目の出場で昨年は銀賞。「空き時間に練習に取り組んできました。金賞はとてもうれしいですが、まだまだがんばろうと思います。今後も多くの患者さんを幸せにしていきたいです」。 「ワード・プロセッサ」の安あ達た芽め衣いさん(奈良県)は地方銀行の特例子会社に勤務。「4年前の第38回全国アビリンピック沖縄大会に出場して以来、パソコン教室にも通って勉強してきました。今後はパソコンだけでなく、苦手なことにも挑戦していきたいです」。 「データベース」の石い倉く正ま史ふさん(福岡県)は、「2年前に出場した第40回全国アビリンピック愛知大会では銅賞だったのですが、今回は胸を張って帰ることができます。会社の後輩にも、アビリンピックに参加して入賞できる喜びを教えてあげたいです」と笑顔を見せた。 「フラワーアレンジメント」の藤ふ澤さ一か代よさん(香川県)は前回が銀賞。「今回は自分が楽しんで、いままでの力を発揮できるよう心がけました。これまで指導してくださった先生方や家族、みなさんに感謝の気持ちでいっぱいです」。 「ビルクリーニング」の壁か谷や佳か菜なさん(神奈川県)は、全国アビリンピック初出場。「練習を2カ月間がんばりました。集中して、きちんと確認しながら競技ができたと思います。これからもすばやく作業できるようにしていきたいです」と元気に語った。 「製品パッキング」の日く下か幸ゆ憲のさん(宮城県)は、セキュリティ機器の開発関連会社で、製造の前加工や段ボール組立て作業を担当している。「職場の上司がぼくのために一生懸命に指導してくれました。支えてくれたみなさんに感謝したいですし、自分のこともほめてあげたいです。今後は初心に返ってがんばりたいです」。 「喫茶サービス」の山や下し優ゆ香かさん(和歌山県)は、地元のホテルに勤務している。「今日の競技は1回目が緊張しましたが、2回目で力を発揮できました。職場では宴会サービス担当なので、今後も笑顔を大切に接客していきたいです」。 「オフィスアシスタント」の西に川か陽は規きさん(和歌山県)は、「うれしいです。宛名ラベルをいかにすばやくスムーズに貼れるかを意識してがんばりました。今後もいろいろなことに挑戦していきたいです」と笑顔がはじけた。 「表計算」の石い田だ雅ま則のさん(長崎県)は、前回は障害者就労支援センターに通いながら銅賞。「普段から技能検定の過去問に取り組んできました。通所先でのパソコン指導はもちろん、就職の機会があれば活金賞受賞者たちの喜びの声長㟢和志さん(長野県)「DTP」金賞、「特定非営利活動法人はぁもにぃ」のブース「アビリンピックの世界」をテーマに行われたカンファレンス  「DTP」の長な㟢さ和か志しさん(長野県)は10

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