働く広場2023年3月号
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Ⅰ Ⅱ 5 農福連携等推進ビジョン(概要)農福連携等の推進に向けて農福連携を推進するためのアクション通じて、農業経営の発展とともに、障害者の自信や生きがいを創出し、社会参画を実現する取組害者の生活の質の向上等が期待多様な効果を発揮されることが求められるところ動として発展していくことが重要で、個々の取組が地域の農業、日本の農業・国土を支える力になることを期待ていない」「踏み出しにくい」「広がっていかない」といった課題に対し、官民挙げて取組を推進していく必要社会参画支援や犯罪・非行をした者の立ち直り支援等、様々な分野にウイングを広げ、地域共生社会の実現を図ることが重要(SDGsにも通じるもの)を強化目標:農福連携に取り組む主体を新たに3︐000創出※令和元年6月4日「第2回農福連携等推進会議」において決定農福連携は、農業と福祉が連携し、障害者の農業分野での活躍を年々高齢化している農業現場での貴重な働き手となることや、障農福連携は、様々な目的の下で取組が展開されており、これらが持続的に実施されるには、農福連携に取り組む農業経営が経済活農福連携を全国的に広く展開し、裾野を広げていくには「知られまた、ユニバーサルな取組として、高齢者、生活困窮者等の就労・農福連携等の推進については、引き続き、関係省庁等による連携・定量的なデータを収集・解析し、農福連携のメリットを客観的※令和6(2024)年度までの目標に提示・優良事例をとりまとめ、各地の様々な取組内容を分かりやすく情報発信・農福連携で生産された商品の消費者向けキャンペーン等のPR活動・農福連携マルシェなど東京オリンピック・パラリンピック等に合わせた戦略的プロモーションの実施○農福連携に取り組む機会の拡大・ワンストップで相談できる窓口体制の整備・スタートアップマニュアルの作成・試験的に農作業委託等を短期間行う「お試しノウフク」の仕組みの構築・特別支援学校における農業実習の充実・農業分野における公的職業訓練の推進○ニーズをつなぐマッチングの仕組み等の構築・農業経営体と障害者就労施設等のニーズをマッチングする仕組み等の構築・コーディネーターの育成・普及・ハローワーク等関係者における連携強化を通じた、農業分野での障害者雇用の推進○障害者が働きやすい環境の整備と専門人材の育成・農業法人等への障害者の就職・研修等の推進と、障害者を新たに雇用して行う実践的な研修の推進・障害者の作業をサポートする機械器具、スマート農業の技術等の活用・全国共通の枠組みとして農業版ジョブコーチの仕組みの構築・農林水産研修所等による農業版ジョブコーチ等の育成の推進・農業大学校や農業高校等において農福連携を学ぶ取組の推進・障害者就労施設等における工賃・賃金向上の支援の強化1認知度の向上2取組の促進※本誌では通常西暦で表記していますが、28〜29ページでは元号で表記しています                          働く広場 2023.328

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