働く広場2023年3月号
31/36

Ⅲ 6 農福連携の広がりの推進農福連携関連予算・農福連携を行う農業経営体等の収益力強化等の経営発展を目指す取組の推進・農福連携の特色を生かした6次産業化の推進・障害者就労施設等への経営指導・農福連携でのGAPの実施の推進・各界関係者が参加するコンソーシアムの設置、優良事例の表彰・横展開・障害者優先調達推進法の推進とともに、関係団体等による農福連携の横展開等の推進への期待林業及び水産業において、特殊な環境での作業もあることにも留意高齢者、生活困窮者、ひきこもりの状態にある者等の働きづらさ山漁村発イノベーション推進・整備事業(農福連携型)            〈対策のポイント〉農福連携の一層の推進に向け、障害者等の農林水産業に関する技術習得、障害者等に農業体験を提供するユニバーサル農園※の開設、障害者等が作業に携わる生産・加工・販売施設の整備、全国的な展開に向けた普及啓発、都道府県による専門人材育成の取組等を支援します。〈事業目標〉農福連携に取り組む主体を新たに創出(3︐000件[令和6年度まで])〈事業の内容〉1.農山漁村発イノベーション推進事業(農福連携型)①農福連携支援事業障害者等の農林水産業に関する技術習得、作業工程のマニュアル化、ユニバーサル農園の運用、移動式トイレの導入等を支援します。【事業期間】2年間【交付率】定額(上限150万円等)②普及啓発・専門人材育成推進対策事業農福連携の全国的な横展開に向けた取組、農福連携の定着に向けた専門人材の育成等を支援します。【事業期間】1年間【交付率】定額(上限500万円等)2.農山漁村発イノベーション整備事業(農福連携型)障害者等が作業に携わる生産施設、ユニバーサル農園施設、安全・衛生面にかかる附帯施設等の整備を支援します。【事業期間】最大2年間【交付率】1/2(上限1︐000万円、2︐500万円等)※農業分野への就業を希望する障害者等に対し農業体験を提供する農園3取組の輪の拡大1「農」の広がりへの支援2「福」の広がりへの支援○農福連携に取り組む経営の発展 「農」と「福」のそれぞれの広がりを推進し、農福連携等を地域づくりのキーワードに据え、地域共生社会の実現へしつつ、障害特性等に応じた、マッチング、研修の促進、経営発展を目指す取組の推進、林・水産業等向け障害者就労のモデル事業の創設や生きづらさを感じている者の就労・社会参画の機会の確保や、犯罪や非行をした者の立ち直りに向けた取組の推進●農山漁村振興交付金(農山漁村発イノベーション対策)のうち農【令和5年度予算概算決定額9︐070(9︐752)百万円の内数】働く広場 2023.329

元のページ  ../index.html#31

このブックを見る