働く広場2023年5月号
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作品大募集!令和5年度「絵画コンテスト 働くすがた〜今そして未来〜」「写真コンテスト 職場で輝く障害者〜今その瞬間〜」編集委員のひとこと第23回筑波大学大学院教授 八重田淳※今号の「編集委員が行く」(20〜25ページ)は八重田委員が執筆しています。ご一読ください。ラストを使ってわかりやすく解説。支援者や家族、職場の上司や同僚の立場を想定し、伝え方の11のメソッドに加え、「リハビリテーション」、「生活」、「就労」、「学校」など50シーン別に紹介。B5判186ページ、3080円(税込)。『発達障害の就労とキャリア発達ーライフステージをつなぐ支援』独立行政法人国立特別支援教育総合研究所発達障害教育推進センターの主任研究員である榎■本■容■子■さんや、国立障害者リハビリテーションセンター研究所障害福祉研究部心理実験研究室研究室長の清■野■絵■さんらによる編著『発達障害の就労とキャリア発達ーライフステージをつなぐ支援』(新曜社刊)が出版された。発達障害のある児童生徒、学生の将来の就労を見すえたキャリア発達支援の実現のために、大学、高校、中学校、小学校それぞれの段階においてどのようなキャリア発達支援ができるか、さまざまな立場の人々とどう連携するかについて、実践事例からの知見を中心に紹介している。A5判208ページ、3960円(税込)。先日、スイミングクラブで泳いだあと、家の鍵が見当たらないことに気づいた。慌てず、順番に思い出してみると、どう考えても駐車場に停めた車の中にしかないだろうと思って運転席の周囲を探したが、ない。最近、よく忘れ物をする。まあ、年のせいもあるのだろうが、鍵がないと家に入れないので、困った。でも、鍵は15分後に見つかった。スイミングクラブの受付に問い合わせたり、交番に行ったりしたけれど、結局、鍵は車の中にあった。さっき探したじゃないか。なんで見つけられなかったのだ。答えは、「よく探さなかったから」。こういうことは、忘れもの探しのときだけではなく、日常でよくあることだ。例えば、なんでこんな簡単な問題がわからなかったのか?「よく考えなかったから」。どうしてこんなに忙しいんだ?「無計画だから。やるべきことを忘れていたから」。そういうことだ。 「編集委員が行く」の原稿の締切日も、実は忘れていた。なぜか。「締切日をメモすること自体を忘れていたから」なのかもしれないが、本当のところは、心のどこかで「なんとかなるだろう」という思いあがりがあったからだと思う。猛省である。編集部の方に締切日を数日間延長していただいたおかげで「なんとかなった」のは、自分の力ではない。「なんとかしていただいたから」である。せっかく反省したのだから、今度は反省したことを忘れないようにしたい。それでもスラスラ忘れていく自分がいることは、忘れていない。やがてそんな自分も忘れてしまうのかもしれない。このミニコラムに書かせていただいたことを、忘れないようにしようと思う。忘れるということを忘れないように働く広場 2023.5詳しくはホームページの募集要項をご覧ください。<過去のポスターや入賞作品などもご覧いただけます>JEED 絵画写真  ■■■■■   ミニコラム 児童・生徒をはじめ社会人・一般の方もご応募いただけます。絵画コンテストの応募は障害のある方が対象です。写真コンテストの応募は障害の有無を問いません。多くのみなさまからのご応募をお待ちしています。主催:独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構検索31応募締切あなたの力作がポスターになる!令和5年6月15日(木)【消印有効】

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