働く広場2023年6月号
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過ごされることを心から期待します」などと述べた。会場に向かい、競技ごとに審査員から説明を受けたり事前準備をしたりした。夕方からはメッス市街のレストランで「日本の夕べ」が開催された。参加した在フランス日本国大使館の安あ東ど義よ雄お次席公使は「第で、世界に広がっている意義のある大会です。みなさんがいままでつちかってこられた技術や技能を存分に発揮していただきたいと思います。国際交流も盛り上げてください」と乾杯の挨拶をした。2日間にわたる競技。日本人選手が出場した種目を順に紹介していきたい。支給された木材を使い、扉つきのコンソールテーブルを6時間以内に製作。参加選手3人。伊い藤と俊と貴きさん(愛知県)は、ろう学校在籍中の2020年、第40回全国アビリンピック「家具」種目で金賞を受賞し、現在は同校インテリア科の教員。生徒たちから「金賞を目ざして」と送り出されてきたそうだ。競技前に「ポイントは、接合部分をいかにきれいに仕上げ〈家具(応用)〉日本の夕べ競技1日目働く広場 2023.610回を迎えるこの国際大会は日本が発祥23日(木)は午前からあらためて競技開会式では、各国の選手たちに大きな声援が送られた挨拶する在フランス日本国大使館の安東義雄次席公使「洋裁(基礎)」苑田愛美さん(熊本県)田中さんを先頭に日本選手団の入場「日本の夕べ」での一コマ。楽しいひとときを過ごした開会式で旗手を務めた田中達也さん希望者による市街観光では、「洋裁(基礎)」北村重雄さん(宮崎県)メッス大聖堂を訪れた「家具(応用)」伊藤俊貴さん(愛知県)開会式および閉会式の会場となった「メッスアリーナ」機材の取扱いについて審査員から説明を受ける選手ら  うしんしう 6

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