働く広場2023年7月号
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(以下、「国リハ」)および国立吉備高原「吉備リハ」)では、障害者向けだけでなく、企業向けにもさまざまな支援を行っています。まずは、採用準備などをサポートするためのセミナーについてご紹介します。国リハや吉備リハで実施しているセミ  さに驚く企業担当者もいます。また、発ナーは、障害者の採用を検討中の企業や、すでに障害者を雇用している企業の担当者が、障害者の採用や雇用管理、職業訓練などについて理解を深めることを目的に開催しています。セミナーでは、実際の訓練の様子の見学や訓練生による職業訓練の取組み状況の発表、支援機関による障害者の雇用事例や接し方についての講演、企業担当者からの事例報告や企業担当者同士の意見交換会などを行っています。訓練生と企業担当者双方の生の声を聞くことができる機会となっており、訓練の内容や障害特性、就職に向けて取り組んでいることなどの訓練生の発表を聞いて、自社の仕事も任せられそうだと感じる企業担当者や、訓練生の技術の高表を聞いたり、訓練を見学したりすることで、実際に働く姿や任せる仕事のイメー国立職業リハビリテーションセンター職業リハビリテーションセンター(以下、ジがわき、具体的な採用の相談につながることもあります。令和5年度の開催日程は、決定次第それぞれのホームページ(※1)でご案内しますので、ぜひ参加してみてください。企業担当者向けセミナーについて令和4年度 吉備リハの「障害者採用準備セミナー」の様子よかった。※1国立職業リハビリテーションセンターhttps://www.nvrcd.jeed.go.jp/職業訓練の見学の様子たので参考になった。・ 同じ悩みを持った方が多くいらっしゃり、相談できたことがよかった。見えたと思う。国立吉備高原職業リハビリテーションセンターhttps://www.kibireha.jeed.go.jp/ 障害者職業能力開発校では、企業向けのセミナーや在職中の障害のある社員のスキルアップを目ざした訓練を行っているところもあります。最終回では、これらのセミナーや在職者向け訓練を中心に、障害者職業能力開発校で実施している企業向けの支援内容についてご紹介します。訓練生の発表・ いろいろな問題について解決策を試行錯誤している様子が伝わった。・ 車いすの方がどんな事で困り、どうすれば働けるようになるのかわかりやすい説明だった。・ 訓練生のレベルの高さに驚いた。次は上司を連れて参加したい。訓練場面の見学・ 具体的な訓練内容を見学し、受入部署の検討に役立つ情報を得られた。・ きめ細かいトレーニング、スキルアップに取り組んでいる様子を見られて企業の事例発表・意見交換・ 他社の受入事例を学んだことがなかっ講演・ 具体的な取組事例があり、たいへん参考になった。・ 今までなかなか雇用の継続がむずかしかった理由が働く広場 2023.7セミナー参加企業の声10クローズクローズアップアップ障害者職業能力開発校の障害者職業能力開発校の活用術 活用術 最終回最終回〜社員個々の能力を発揮して活躍してもらうには〜〜社員個々の能力を発揮して活躍してもらうには〜

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