働く広場2023年7月号
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地方の動き生活情報パラスポーツとアート活動の支援センター群馬県は、パラアスリートの活躍を後押しするため「ぐんまパラアスリート支援ワンストップセンター」を県庁のスポーツ振興課内に開設した。県ホームページの専用フォームからパラアスリートの相談を受けつけ、民間事業者や関係団体などとの連携により課題解決に向けサポートする一方、講演会や体験会などを希望する事業者・学校にはパラアスリートを紹介する。また、障害者のアート活動支援に取り組む「群馬県障害者芸術文化活動支援センター」を「特定非営利活動法人工房あかね」(高崎市)の事業所内に開設した。関係者のネットワーク構築のほか、電話・FAX・メールで相談に対応する。また、障害福祉サービス事業所職員やアート活動支援者、学生などを対象とした人材育成事業(研修、交流会)をレベル別に実施。そのほか、事業所や企業と連携し展示会を開催するとともに、県内の活動団体や作家などの実態をデータベース化し、ホームページで障害者芸術文化に関する情報を発信していく。重度障害者支援・あんしん宣言グループホーム埼玉県は、重い障害のある人がグループホーhttps//wwwpref.gunma.jp/site/https//wwwpref.gunma.jp/site/paraonestopcenter/houdou/202161htmhttps//wwwpref.saitama.lg.jp/a0605///wwwmoudoukennet/news/article/anshinsengengrouphomehtmムに安心して入居できるよう「彩の国重度障害者支援・あんしん宣言グループホーム」登録制度を創設した。現在、登録基準に適合するグループホーム9法人(36住居)を登録している。登録には、グループホームとして6年以上の運営実績のほか、職員の配置体制やバリアフリー、居室面積などの設備条件を一定以上満たすことが必要。登録施設には「あんしん宣言グループホーム」のステッカーが配布され、県のホームページ内で、登録施設の入居者支援のあんしん宣言や取組みなどを掲載する。「東京都パラスポーツトレーニングセンター」オープン東京都は、都立初のパラスポーツ競技力向上の拠点として「東京都パラスポーツトレーニングセンター」を味の素スタジアム(調布市)内にオープンした。パラスポーツの競技団体などが計画的・安定的に利用できるほか、おもに障害者で構成される団体がスポーツなどに使用する場合、当面の利用料金を免除する。センターは地下1階・地上1階で延べ床面積約6195㎡。体育室やトレーニング室、多目的室、集会室などを備える。練習可能なおもな競技はバドミントン、ボッチャ、ブラインドフットボール、ゴールボール、パワーリフティング、シッティングバレーボール、卓球、バレーボール、車いすバスケットボール、車いすフェンシング、車いすラグビー。障害のある人もない人もパラスポーツに親しめるような教室や体験会もhttps//tokyo-ptc.jphttpspage_995php開催予定。まずは利用の登録が必要で、申込みなどの詳細は施設ホームページに掲載。盲導犬同伴での受け入れ拒否の実態について盲導犬ユーザーに聞き取り調査を実施し、結果を公開した。同協会所属のユーザーのうち218人が回答。調査によると2022(令和4)年の1年間に飲食店等で盲導犬同伴の受け入れを拒否されたユーザーは45%(100人)、さらに32%(71人)のユーザーが「障害を理由とする差別があった」と回答した。拒否の回数は延べ196件で、内訳は飲食店92件(47%)、宿泊施設25件(13%)、交通機関24件(12%)、ほかとなった。    .l.: .:...:-.l .:   :を実施。また法律の解説や盲導犬ユーザーが施補助犬法などの周知を進め、視覚障害や盲導犬についての理解が深まるよう各種セミナーなど設を利用する際の接客ポイントを紹介する動画なども公開している。施設「宅ろう所太陽と月」が、柏崎市西山町公益財団法人日本盲導犬協会(神奈川県)は、同協会では、障害者差別解消法や身体障害者聴覚障害者のためのデイサービス施設聴覚障害のある高齢者が通えるデイサービス埼玉新潟東京群馬全国「盲受導け犬入利れ用拒者否45」%経が験働く広場 2023.730

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