・・ 「「」「「」」厚生労働省は5月31日、令和4年度の障害者の職業紹介状況等をまとめました。ハローワークを通じた障害者の就職件数は、令和3年度の9万6180件から、水準まで改善しました。〇ハローワークにおける障害者の新規求職申込件数は23万3434件で、対前年度比4・2%増、就職件数は10万2537件で、前年度と比べ6・6%増となり、いずれも前年度を上回った。〇就職率(就職件数/新規求職申込件数)は43・9%で、対前年度差1・0ポイント増となった。〇前年度に引き続き、新規求職申込件数が増加するとともに、障害者の就職先として比較的高い割合を占める、「医療、福祉」、「製造業」、「サービス業(他に分類されないもの)」、「卸売業、小売業」において引き続き求人数が増加し、特に「卸売業、小売業」において令和4年度に求人数の増加幅が拡大したことによるものと考えられる。また、ハローワークに届け出のあった障害者の解雇者数は1605人で、前年度(1656人)を下回った。○産業別の就職件数は、医療、福祉」(3万9122件、38・2%)の割合が大きく、製造業」(1万2765件、12・4%)、「卸売業、小売業(1万1222件、続いている。○職業別では、「運搬が大きく、「事務的職業」(2万4383件、23・8%)、サービスの職業(1万2877件、12・6%)、生産工程の職業(1万1977件、11・7%)が続いている。清掃包装等の職業」(3万3097件、32・3%)の割合〈ポイント〉(第1表)〈産業別にみたときの特徴〉(第2表)〈職業別にみたときの特徴〉(第3表) (注) 「その他の障害者」とは、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳等を保有しない者であって、発達障害、高次脳機能障害、難治性疾患等により、長期にわたり、職業生活に相当の制限を受け、又は職業生活を営むことが著しく困難な者である。ただし令和2年1月のハローワークシステム刷新により、障害者手帳を所持する者も一部計上されている。合計233,434(件)身体障害者知的障害者精神障害者その他の障害者4.2(%) 382,115(人)43.9(%) 1.0(ポイント)①新規求職申込件数前年度比前年度比6.6(%) 102,537(件) 前年度比6.6(%) ④就職率(③/①)前年度差 (注)58,09535,610123,59316,136※本誌では通常西暦で表記していますが、この記事では元号で表記しています0.1117,7472.814.2191,531△ 30.0②有効求職者数4.056,7373.917.516,100△ 41.821,9145.220,5733.154,07417.85,976△ 37.2③就職件数37.71.857.80.243.81.437.0△ 4.310・9%)、「サービス業(他に分類されないもの)」(1万723件、10・5%)が第1表 ハローワークにおける障害者の職業紹介状況(令和4年度)10万2537件(対前年度比6・6%増)とコロナ禍以前の令和元年度に近い26省 庁ハローワークを通じた「障害者の就職件数」がコロナ禍以前の水準に向けさらに改善─ 令和4年度 障害者の職業紹介状況等 ─厚生労働省 職業安定局 障害者雇用対策課
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