働く広場2023年10月号
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YouTubehttps//wwwyoutubefeaturedcom/@kashibacity/■■段への理解および利用の促進に向けて、動画を作成した。市職員が撮影した動画は約2〜3分の長さで、登場者が「こんにちは」、「今日はどこへ行くの?」、「一緒にランチに行こう」などの日常会話を手話で進める様子を字幕つきで紹介。さらに会話に出てくる「元気」、「店」、「知っている」などの単語について手の動きを細かく説明している。月1本ずつ公開していく予定。「えきねっと」で障害者割引サービス開始東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)(東■  ■:..   ■      京都)は、新幹線などの切符をインターネット予約できる「えきねっと」で、障害者を対象とした割引サービスを2024年2月(予定)に始めると発表した。身体障害者または知的障害者と、同乗する介護者の乗車券を5割引とする。このサービスにより、駅の「みどりの窓口」で申込みをする必要がなくなり、負担軽減が見込まれる。利用するには、マイナンバーカードを用いて身体障害者手帳情報および療育手帳情報を確認するため、事前にマイナポータルへのマイナンバーカードの登録が必要。障害者が単独で乗車する場合は片道100㎞を超える場合にかぎり5割引となる。特急券は割引対象外。今後は新幹線eチケットへの障害者割引の適用や、新幹線の「車いす対応座席」をえきねっとで申し込めるサービス、駅係員による乗車ホームまでの案内や乗降介助のウェブ予約サービスも検討する予定。戸市)が、最重度障害者向け施設「セーフティネット棟」の起工式を行った。新施設は居室や病院などの機能を持つ2棟で、入所定員200人。2025年度に供用開始予定。定管理者として運営している。老朽化した既存施設を建て替える新施設は、最重度の障害者の受入れに特化しており、医療的ケアが必要な障害者が入所し病院や通所機能も設ける棟(2階建て延べ床1万3195㎡)と、強度行動障害のある障害者が入所する棟(1階建て延べ床5289㎡)で構成。供用開始と同時に既存施設から最重度の利用者約190人が移り、中軽度の利用者は敷地内に整備されている別棟を活用する。る妻〝ゆっこさん〟が、運営するYouTubeチャンネル「みゆみゆチャンネル」の名前で『ぼくは耳が聞こえないそれでも妻と一緒に住んだら人生幸せになった話』(KADOKAWA刊)を出版した。特別支援学校2校に「職能開発科」を設置東京都は、都立練馬特別支援学校と新設校の南多摩地区特別支援学校(仮称)に、2024年4月から「職能開発科」を設置することを発表した。「職能開発科」では、知的障害の軽度から中度の生徒を対象に、全員の企業就労を目ざす職業教育が行われる。これにより職能開発科は東久留米・足立・青■鳥■・港・江東の各特別支援学校を含め計7校に設置となる。このうち練馬特別支援学校では「食品コース」と「物流コース」の2コースを設け、3年間を通して清掃、事務、情報を学び、幅広い職種に対応できる力を育成する。1年生はどちらも体験し、2〜3年生ではコースを選択。「働くための態度の育成」、「キャリアパスポートを活用した指導」を柱とし、体験と授業を結びつけ、各家庭とも情報を共有しながら、ていねいな進路指導と本人が望む進路実現を目ざす。手話普及動画を制作手話普及動画「かしば手話のじかん」を作成し、上の香芝市公式チャンネルで公開を始めた。同市は2020(令和2)年3月に「香芝市手話言語及び障がいの特性に応じたコミュニケーション手段に関する条例」を制定。手話が言語であること(手話言語)に対する理解の促進や、障害特性に応じたコミュニケーション手最重度障害者の新施設起工障害者支援施設の「茨城県立あすなろの郷■」(水県立あすなろの郷は、県社会福祉事業団が指『ぼくは耳が聞こえないそれでも妻と一緒に住んだら人生幸せになった話』耳の聞こえない夫〝トトさん〟と耳の聞こえ生まれつき耳が聞こえず家族全員がろう者の地方の動き生活情報本紹介奈良香■芝■市は、香芝市聴覚障害者協会と連携して働く広場 2023.10東京茨城30

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