働く広場2023年11月号
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地方の動き生活情報働く車両置き去り防止へ補助東京都は、障害福祉サービス事業所や介護サービス事業所において、利用者の送迎などの際に「車両への置き去り」などが発生しないよう、安全装置の設置などにかかわる経費の補助を実施すると発表した。車両1台あたり100万円を上限に経費を補助する。補助対象となる経費は、「送迎車両用の安全装置の設置」、「安全管理マニュアル等に基づく研修の実施」、「車両の安全点検、改修など都が認めるもの」で、2023(令和5)年4月1日以降に設置した安全装置などが対象。障害福祉サービス事業所に関する問合せは、東京都福祉局障害者施策推進部施設サービス支援課まで。電話:03ー5320ー4156アール・ブリュット作品を寄贈滋賀県は、公益財団法人日本財団(東京都)が所蔵していた43人の作家によるアール・ブリュット作品549点の寄贈を受けたと発表した。これにより寄贈先の滋賀県立美術館(大津市)が収蔵しているアール・ブリュットコレクションは、世界的にも有数の731点となった。  :.        ■■ .I.::.  今回寄贈された作品群は、2010(平成ト・ジャポネ」展に出品されて高く評価され、その後は日本財団が収蔵していたもの。県によると、同美術館は国内の公立美術館で唯一、アール・ブリュット作品を収集方針の柱に掲げていることなどから、日本財団側から寄贈を打診されたという。同美術館では2024.jp/やP■ower.jfdor.jp/sc/deafl ympics/minnano/https//wwwshigamuseumhttps//punitedorg/「P■■U■N■■T■E■D■」を立ち上げた。2021(令和3)年4月から寄贈作品を中心にした企画展を開催する予定。パラスポーツ9団体が連携パラスポーツ9団体が合同プロジェクト年のパラ五輪東京大会を機に生まれた連携を深め、「健常者と障がい者がごく当たり前に共に過ごせる社会作り」を目ざしたジョイントマーケティングを行っていく。団体名の「P」は、P■o■s■it■iv■e頭文字から取った。今回参加している9団体は、一般社団法人日本車いすカーリング協会、一般社団法人日本障害者カヌー協会、一般社団法人日本障がい者乗馬協会、特定非営利活動法人日本パラ射撃連盟、一般社団法人日本身体障害者アーチェリー連盟、一般社団法人日本知的障害者水泳連盟、一般社団法人日本知的障がい者卓球連盟、特定非営利活動法人日本パラ・パワーリフティング連盟、一般社団法人日本パラフェンシング協会。競技認知の向上や競技人口の増加、アスリートの練習環境、財政面など、パラスポーツ団体が直面する課題について団体ごとの経験や知恵を共有し、具体性を持って共生社会の実現を目ざす。パートナー企業も募集しており、公式ウェブサイトで情報を発信していく。一般財団法人全日本ろうあ連盟スポーツ委員https//www会(新宿区)は、2025年11月に聴覚障害者の国際総合スポーツ大会「デフリンピック」が東京で開催されることを前に、PRのためのドキュメンタリー映画『みんなのデフリンピック』を製作した。職場や地域、サークルなどでの上映会の開催を呼びかけている。れに代わるデフリンピックが夏季・冬季で4年ごとに開催されている。前回ブラジルで開催された夏季大会には、日本から選手団149人を派遣し、過去最高となる金メダル12個、銀メダル8個、銅メダル10個を獲得した。などの00人が集まる見込み。陸上やサッカー、ハンドボール、柔道、空手、ボウリングやオリエンテーリングなど21競技を予定している。映画上映の問合せは、一般財団法人全日本ろうあ連盟スポーツ委員会『みんなのデフリンピック』上映会担当まで。電話:03ー3268ー8847労継続支援A型事業所「ありがとうファーム」(岡山市)と大原美術館(倉敷市)が、地域社会活動に関する連携協定を結んだ。のあるアーティストに大原美術館が作品鑑賞の機会を提供し、アーティストの作品制作に活かしてもらうことで、アートを通じた地域活性化や共生社会の実現を目ざすという内容。202パラ五輪は聴覚障害の競技や種目がなく、そ東京大会は世界70〜80の国・地域から約30大原美術館と連携協定障害のあるアーティストの自立を支援する就協定は、ありがとうファームに所属する障害東京「デフリンピック」東京大会のPR映画岡山滋賀東京全国働く広場 2023.1122)年にパリで開催された「アール・ブリュッ30

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