働く広場2024年6月号
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三■鴨■■岐■■子■写真:官野 貴働く広場 2024.6編集委員から 精神障害のある方々が就労できるように、さまざまな訓練プログラムが研究・開発され、日々多くの人が訓練に取り組まれています。適性を調べ、合致していると思われるものを習得して伸ばし、雇用の場へ移行していきますが、実際に働いてみるとうまくいかないこともあり、なかなか定着しない現実があります。米国で開発されたIPSという手法は、真逆の発想で、トレーニングをすることなく就労し、その後、職場で働きながら能力を開発していくものです。今回は、先進的にIPSを取り入れて成果をあげている島根県浜田市の病院と企業を取材しました。取材先データ社会医療法人清和会 西川病院〒697-0052  島根県浜田市港町293-2 TEL 0855-22-2390(代表)石■■見■食品株式会社〒697-0006 島根県浜田市下■■府■■町■■■388-60TEL 0855-28-1211Keyword: 精神障害、病院、医療スタッフ、地域連携、就労支援、IPS、作業療法士、精神保健福祉士、工場、もにす認定有限会社まるみ 取締役社長 三鴨岐子20社会医療法人清和会 西川病院、石見食品株式会社(島根県)編集委員が行く行く町をあげて「幸せな就労」を支えるIPSを活用した就労の実現とその意義

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