働く広場2024年7月号
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●ユニット2●ユニット3テレワークで求められる力のうち、コミュニケーションに焦点をあて、ポイントを確認するユニットです。ユニット2は「【講習】テレワークで使うコミュニケーションツール」、「【講習】テレワークでのコミュニケーションに必要な力」の二つの講習と、「【演習】Web会議システム上で『報告する』〜テレワークプログラム版JST〜」(※2)、「【演習】Web会議システム上で『画面共有しながら説明する』」の二つの演習からなります。演習では実際にWeb会議システムを操作しながら、報告や画面共有のポイントを確認します。メールやWeb会議システムなどのオンラインツールを使用したコミュニケーションの特徴や留意点を知りたいという方を対象としています。テレワークで求められるスキルを実践するためのユニットです。対象者と支援者が離れた場所で作業を実施し、テレワークに求められる基礎的な対応力のうち、特に「自己発信力」、「作業の自己管理力」、「体調の自己管理力」を重点的に確認します。実施場所は自宅や、施設内で実施する場合は個室など支援者と離れた環境を設定します。ユニット3を実施後、ふりかえりシート(図)を用いたふり返りを行い、テレワークに求められる基礎的な対応力がどこまでできていたかを確認し、ナビゲーションブックに反映させる内容を検討・整理します。テレワークプログラムを通じて気づいた得意なことや苦手なこと、その対処方法について、具体的な内容をナビゲーションブックに取りまとめます。ナビゲーションブックの作成は、特にテレワークでの就職や復職を希望している受講者を対象としています。テレワークプログラムの実施前には、オリエンテーションを行い、受講目的や進め方について支援者と受講者で確認します。また、講習・演習・作業を実施した後は、必ずふり返りを行います。テレワークプログラムは、テレワークの性質上、オンラインでの支援を前提として開発しましたが、ユニット2の【演習】を除き、実施方法はオンラインでも対面でも可能です。【講習】の音声つき映像資料が収録されたDVDを添付しています。講習を実施する際や、自学習教材として活用いただけます。場適応のための支援技法の開発」は、今号の14ページでも紹介しています。また、冊子の配付を希望される場合は、職業センターに直接ご連絡ください(★)。また、支援マニュアルにはユニット1、2の支援マニュアル№25「テレワークにおける職【ナビゲーションブックの作成】【実施上の留意事項】図 テレワークプログラム【ふりかえりシート】※2  JSTの詳細は、支援マニュアルNo.6「発達障害者のための職場対人技能トレーニング(JST)」をご参照ください https://www.nivr.jeed.go.jp/center/report/support06.html         ★ 障害者職業総合センター職業センター TEL:043-297-9043 https://www.nivr.jeed.go.jp/center/center.html働く広場 2024.729

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