働く広場2025年1月号
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JEED インフォメーションJEED インフォメーション〜高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)からのお知らせ〜〜「障害者雇用支援人材ネットワーク事業」のごあんない〜障害者雇用の専門家が企業のみなさまを支援します障害者雇用の課題に対応した経験をもつ、「労務管理」「医療」「建築」などさまざまな分野の専門家である「障害者雇用管理サポーター」が企業のみなさまの疑問や課題に対応いたします。<お問合せ>職業リハビリテーション部 指導課 TEL:043-297-9072ご相談受付サポーターの活用例相談内容➡ 精神障害のある社員の職場定着に向けて、自社の取組みの参考とするため、ほかの企業が実際にどのように取り組んでいるのかを把握したい。 相談企業が、障害者雇用管理サポーターの所属している企業(精神障害のある社員を複数人雇用)を訪問した。 サポーターから、「電話応対の可否など、精神障害のある社員一人ひとりの特性に合わせて、職務内容や配置場所を変えていること」、「管理者による体調管理ができるように、毎日障害のある社員から日誌の提出を求めていること」、「障害のある社員本人の了解のもとで周囲の従業員に障害の特性を説明し、配慮を求めていること」などについて説明した。 相談企業からは、配置場所や活用している資料等について実際に目にすることができ、わかりやすく勉強になったとの声がきかれた。支援内容相談内容➡ 障害者に対する合理的配慮が適切に行われているか自社の状況を再確認しており、アドバイスがほしい。 障害者雇用管理サポーター2名(社会保険労務士、先進的に取り組んでいる企業に所属する者)が相談企業を訪問のうえ、他社での合理的配慮の取組みについて情報提供し、障害者との面談方法について助言援助を実施した。 相談企業からは、障害のある社員との面談時に留意する合理的配慮の考え方について再確認することや、障害者からの配慮事項の要望を受けて全社員に有効な就業規則の改定につなげられたことなど、合理的配慮の取組みが一歩進み、さまざまな社員にとって相談しやすく働きやすい環境整備につながったとの声がきかれた。支援内容②障害者雇用管理サポーター検索サイト「障害者雇用支援人材ネットワークシステム」により、ご自身でサポーターを検索し、直接連絡のうえ、支援の依頼についてご相談いただけます(支援に関する費用はサポーターによって異なります。サイトのサポーター検索結果からご確認ください)。①中央障害者雇用情報センターの障害者雇用支援ネットワークコーディネーターにご相談ください。 企業のみなさまの相談内容に合わせて、サポーターと調整を行います(相談·支援にかかる費用は無料です)。  TEL:03-5638-2792 E-mail:syougai-soudan@jeed.go.jp ※令和7年4月以降は連絡窓口が変わります。詳細は令和7年3月までにJEEDホームページでお知らせする予定です。なお、サービスの内容に変更はありません。ご相談受付サポーターによる支援をご希望の場合は、次の①、②どちらかの方法でご連絡ください。JEED 支援人材検索「障害者雇用支援人材ネットワークシステム」https://shienjinzai.jeed.go.jp働く広場 2025.114

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