リーダーズ トークLeaders Talk仕事を楽しく、働きがいのある職場でBenesse=「よく生きる」実現へ「楽ジョブ」で業務設計―障がい者雇用の主体となっている特例子会社「株式会社ベネッセビジネスメイト」(以下、「ビジネスメイト」)の運営方針や取組みについて教えてください。村上 2005(平成17)年にビジネスメイトを設立したのは、従業員規模の拡大にともなう障がい者の法定雇用率達成が前提である一方、グループの企業哲学「ベネッセ=よく生きる」を障がいのある人にも実★本誌では通常「障害」と表記しますが、株式会社ベネッセホールディングス様のご意向により「障がい」としています※1 CHRO:Chief Human Resource Officer。最高人事責任者第8回村上久乃(むらかみ ひさの)1991(平成3)年、株式会社福武書店(現株式会社ベネッセホールディングス)入社。進研ゼミのマーケティング、商品サービス開発を担当後、2000年から進研ゼミの事業部長、2013年からベネッセコーポレーション人財部長、2022(令和4)年から事業基盤本部長、2024年から現職。株式会社ベネッセホールディングス 常務執行役員CHRO兼人財・総務本部長村上久乃さん 教育・介護事業などを展開する「株式会社ベネッセホールディングス」は、経営理念「よく生きる」を軸にした障がい者雇用を積極的に推進してきました。 そこで、常務執行役員CHRO(※1)兼人財・総務本部長を務める村上久乃さんと、同社の特例子会社「株式会社ベネッセビジネスメイト」代表取締役社長の茶谷宏康さん、就労継続支援A型事業所等を運営する「株式会社ベネッセソシアス」代表取締役社長の須藤 智子さんに、ベネッセグループのこれまでの障がい者雇用の取組みについて語っていただきました。(文)豊浦美紀 (写真)官野 貴茶ちゃ谷たに宏ひろ康やすさん株式会社ベネッセビジネスメイト代表取締役社長須す藤どう智とも子こさん株式会社ベネッセソシアス代表取締役社長働く広場 2025.12
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